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BUNKAMURAでやっている暁斎に行ってきました。


●「これぞ暁斎!」
場所 BUNKAMURA ザ・ミュージーアム
期間 2017.2.23~4.16


寡聞にして、私は河鍋暁斎って名前すら知らなかったんですが、今回見に行って、ほんとによい出会いができました。
世の中ってほんとに、まだまだ見たこともないこと、知らないことにあふれていて面白い!

今回の展覧会は、暁斎のコレクションを持つ、ロンドンのゴールドマンコレクションからのものだったのですが、本当に暁斎の多彩な面を一望できて、暁斎初心者のとしてはうってつけのものでした。

まず、圧倒的にうまい。細かく書き込む技術もすごいなぁと思うし、
扱う題材も幅広くそれがまた、古典的な題材を扱いながらも暁斎特有のパンチのきいた表現(風刺がきいていたり、パロディにしていたり、思わず笑ってしまうようなものであったり)になっている。

いろいろな作品があったが、特に蛙をモチーフにした作品は、鳥獣戯画あるいはポターのピーターラビットのシリーズを思わず思い起こすほどに、蛙たちがイキイキしていて面白い。(「蛙の学校」「蛙の出陣」など)

鬼と鍾馗、達磨、美女たちとの組み合わせも、一風変わってひねりがある。
何より、鬼たちもすごくイキイキと表情があり魅力的だった。

今から100年以上前の江戸末期明治の時代に、こんなに自由で楽しいものが作られていたと思うと、改めて当時の人のパワーを感じた。






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2017.03.27 / Top↑
六本木ヒルズで昨年からやっているマリーアントワネット展に行ってきました。

●「マリーアントワネット展」
場所 センターギャラリー

もちろんベルばら世代(宝塚の方ではなく池田理代子さんのマンガの方)なので、マリー・アントワネットには結構詳しい。
さらにいえば、ベルばらを読む前、小4の時にツワイクのマリーアントワネットを子供向けにかんたんにしたものを友達4人と回し読みして、マリーアントワネットごっこをしていて・・・
いろいろに引っかかる気持ちをもっています。

展覧会は、絵や工芸品などからマリーアントワネットの一生を俯瞰し思いはせられるような構成になっています。

ヴェルサイユには行っているので、絵は見たことあるものも多かったのですが、改めてこうやって眺めて、マリーアントワネットのかわいらしさを感じたり、ルイ16世そんなに不細工じゃないじゃないと思ったり。
あと、アントワネットの居室を再現したところ、使った食器や手袋などの展示などは、なんかすごく歴史上の人だけど、ちょっと存在をリアルに感じられるようなきがしました。  

ちゃんと系図とともに家族の肖像画もあって、改めてその親族関係を再確認。
マリーアントワネットは好きだけど、ナポレオン後の王政復古の時代のこととか今一つよくわかっていなくて、娘のマリーテレーズのこととかルイ18世やシャルル10世のこととか家に帰っていろいろネットでみてそうだったのかと改めて知ったことも多かったです。

面白かった!
2017.01.27 / Top↑
伊藤若冲、与謝蕪村とも生誕300周年ということで、箱根の岡田美術館で所蔵品での展覧会をやっているということで、これを見がてら、母と妹と箱根に1泊で出かけてきました。

まずは、展覧会について
●「若冲と蕪村、江戸時代の画家たち」  岡田美術館  2016.9.5~12.18

私はこの春若冲展をみていたし、母も、足の調子があまりよくないため春の若冲展は混雑を懸念して断念していたけれど、昨年サントリー美術館であった若冲と蕪村の展覧会や数年前に福島で行われたプライスコレクションの展覧会等に行っていたため、今回の所蔵品のみでの展示はいくら保有点数が多い美術館とはいえ、若干の物足りなさも。

でも若冲に関して言えば、「月に叺々烏図」「36歌仙」といった好きな作品ともまた会えたのでそこは満足。

その他の画家については尾形光琳はやっぱり好きだなと感じたし、丸山応挙の箱庭感はなんかちょっとつまらなく感じて、若冲ののびやかさや、ダイナミックさが改めてすごいことなんだなLと感じた。


*******
旅行自体は、とにかく温泉に入っておいしいものを食べてたくさんおしゃべりするが基本コンセプトの旅行だったので、

1日目の昼は、小涌園の貴賓館で、お庭を眺めつつお蕎麦
(ここは建物、お庭もよく、さらには芸術蔵の山本丘人の絵もみれてゆったり過ごせました)

宿は、湯本のマイユクール祥月だったのですが、お料理の評判がよかっただけに、夕食はとってもおいしかった。
とにかく女性向け。ほんとに1口サイズ、少量づつでいろいろなものがいただけるようにメニューが構成されている。
特に前菜が見た目もキレイでかわいいのはもちろんのこと、1口であるけれどちゃんときちんと美味しくつくられていてテンションアップ。
それとごぼうと生姜のスープが今まで食べたことがない味わいで大変おいしかったです。

翌日は、小田原に出て小田原城を散策。
お昼は当初は海鮮を食べようと思っていたのですが、なぜか鰻が食べたい話で盛り上がり、松琴楼に。
偶然通り道で入ったのですが、すごくふわっとした鰻で美味しゅうございました。

お風呂もしっかり入れたし、母娘3人での旅行は私の結婚前依頼〇十年ぶりで、楽しかったし、ちょっとは親孝行できたかな。


2016.10.31 / Top↑
動植綵絵、見てきたよ( ;∀;)

●「生誕300年記念 若冲展」 東京都美術館 2016年4月22日(金)~5月24日(火)

以前、智くんナビゲーターの番組で若冲を知ってその中で動植綵絵を見て以来、ずっと見てみたいなと思ってました。
機会があるごとに、若冲の作品はあちこちで見てきたけれど、動植綵絵は皇室所蔵のものだし、さすがになかなか機会もなくてこのまま見る機会はないのかなと思っていたから、今回本当に嬉しくて。

360度ぐるっと動植綵絵30幅と釈迦三尊像に囲まれて、本当に贅沢な空間でした。

改めて、今回すごく充実した展示をみて感じたのは、すごく細かで写実的で、細部に分け入って行った時の見応えもさることながら、デザインといったらいいのか色や空間のバランス、間等、全体の構成がほんとに素晴らしいこと。
改めて、江戸中期の作品ながら、本当にモダンだなと感じる。

全部好きといっても過言ではないけれど、
特に今回初見で、目が離せなかったのが、
動植綵絵の
「梅花皓月図」「老松白鶏図」「群鶏図」「雪中鴛鴦図」「蓮池遊魚図」「紅葉小禽図」
その他、
「月夜白梅図」「旭日鳳凰図」等。

もちろん、色鮮やかなものだけでなく、
「月に叭々鳥図」「鹿苑寺の障壁画」等の墨絵の作品や、「乗興舟」「「玄圃遙華」なども以前見たことがあるものも多かったが、改めてじっくり見れて良かったです。

事前に放送された特番等も見ていましたが、改めて智くんがナビゲーターをした4夜連続の特番も見直したいなと思いました。
(特別編は再放送されたし、4夜連続のものも短く再編集して放送するようですが)


最後に、これだけすごい回顧展であるので、もちろん混雑しております。
平日午前中で、入場に50分待ち。中もはっきりいって大混雑でした。
まぁ、1ヶ月しか会期がないし仕方ないんだろうなぁ。

2016.04.29 / Top↑
仕事で大阪に行って午後早目の時間に終わったので、「伏見稲荷」に行き、その後京都国立博物館でやっている「禅 心をかたちに」展に行ってきました。

●「禅 心をかたちに」
場所 京都国立博物館
会期 2016年 4/12~5/22

白隠禅師の作品がでているということで、関西に行く機会が会ったら行ってみたいと思っていたのですが(秋に東京でもやるけれど、東京はメチャ混みそうだしね) ちょうど良いタイミングがあったので見てきました。
そんなに混んでなくて快適に見れてよかったです。

展示全体は、禅の思想がどうはじまり、日本にどういう形になっていったのかを追っていく構成になっていたのですが、白隠の作品がみれたこと、そして何よりも思いがけず若冲がみれたのが良かったです。
「竹図」竹の描き方がほんとにステキで、そのエリアに入った途端引き寄せられていく感じでした。

あと、最近なぜか書道に興味津々で、夢窓国師の書とかもあってすごく素敵な字でした。

そういえば若冲展始まりましたね。
絶対行こうと思っているけれど、混んでるんだろうなぁ・・・・・。
2016.04.23 / Top↑
●「ボッティチェリとルネッサンス」 Bunkamura ザ・ミュージーアム 2015.3.21~6.28

最近日本画づいていたのですが、久しぶりに違うものも見たいなと思って、ボッティチェリを見に行ってきました。

ボッティチェリは、若い頃、代表作の「プリマヴェーラ」と「ヴィーナスの誕生」を見た時、かなり期待感を持って見てそれなりに満足した思いがあったので、今回は両方ともこないしどうなんだろうなぁという気持ちも無きにしもあらずだったのですが。

今回のものは、ボッティチェリのパトロンであったメディチ家の興隆に関する資料的なものや、ボッティチェリの同時代の画家などのものも一緒に展示されていて、ボッティチェリという画家の歴史的背景のようなものがよくわかるような展示になっていてそこがとても興味深かった。

あと、若いころの記憶ってすごく鮮明ですよね。
フィレンツェは、大学生の時に一度行ったきりだけど、ドゥオーモ、ヴェッキオ宮殿、ウフィッツィ美術館、ポンテヴェッキオと、掲示したあったフィレンツェの地図をみながら、行った時の風景が、頭の中でスライドショーのように浮かんできて。
あぁ、あの時すごくいい時間を過ごしたなぁとなんか、今回の展示とは別の感慨にひたってしましました。




2015.06.26 / Top↑
●「鳥獣戯画 京都高山寺の至宝」 

行こう行こうと思いつつ先延ばしにしていた「鳥獣戯画展」、
まぁ休日より平日、昼間は年配の方も多いだろうから夕方から夜狙い?と思って、意を決して行ってまいりましたw
17時20分くらい着でしたので、メインの甲巻を展示したところ以外は、待ち時間無しで見れましたが、甲巻の部分は150分待ちと言われて並んで、実質2時間15分(135分)ほどの待ち時間でした。

でも、いろいろあってその時間にしか行けなかったのだけれど、もう少し早めに行ってその他の部分ゆっくり見たかったなぁという気持ちは有り。
鳥獣戯画以外の部分もかなり充実していたので。


そして、メインの鳥獣戯画。
有名な甲巻の部分のことしかよく知らなかったのですが、乙、丙、丁は成立した時代もそれぞれだし、内容もそれぞれ結構違う。

修復したからなのだけど、実物、12世紀のものとは思えないほど、綺麗で筆致もくっきりとしたものでした。
現在と1000年近くの間があるとは思えないほど、ユーモアあふれる内容も現代的な感じがしました。

でも、しっかり見れたから良かったけれど、2時間も待つのはちょっと違う気がする。(さすがに疲れた)





2015.06.04 / Top↑
エドワード・アーディゾーニ展に行って来ました。
アーディゾーニって言って、すぐピンとくる人って、きっと絵本好き?ファンタジー好き?
でも、この絵の感じって見たことあるっていう人は結構いるのではないのかなぁ



●「エドワード・アーディゾーニ展」 銀座 教文館9Fウェインライトホール  2015.5.23~2015.7.13

イギリスのイラストレーターであり、絵本作家。
絵本の代表作は「チムとゆうかんなせんちょうさん」にはじまるチムシリーズ、あとエリナー・ファージョンの挿絵も多く手がけている方です。

アーディゾーニ、あぁ、チムせんちょうのシリーズの人だよねって思って、好きだけどそこまで大好きで大好きでという程でもなかったので、ついでに行ってこようくらいのノリで行ったのですが。
すごくよかった!!!

国内随一のアーディゾーニのコレクターである こぐま社の創立者の佐藤英和さんの個人コレクション。
本当にアーディゾーニの生涯を概観できるようになっていて、持っていらっしゃらないものは1冊だけというそのコレクションもすごく充実していた。

構成もすごく良くて、原画と本文を組み合わせた展示も、一般的ではあるけれどとっても頭と心にはいってすっと入ってくるものだった。
会場の入口にあったあいさつ文の中で、アーディゾーニの本質を「懐かしさ」と表現してあったけれど、まさにそういう感じがする。
なんか、アーディゾーニの描く子どもの姿って、すごくいたずらっこの紳士、淑女っていう感じがする。

そして原画や、初版本などと混じって、友人にあてたクリスマスカードを展示しているものもあって、まるで挿絵からぬいてきたようなイラストにまるで、私達が年賀状に書くように季節のご挨拶がもりこんであるのが、とってもステキだった。

6Fのナルニアの方も一部展示も有り、アーディゾーニの著作やグッズの特設も組んであって、思わず原画と詩に心をもってかれた「マローンおばさん」を買ってしまった。

実はファージョンが読もうと思いつつ、なんかとっつきづらくてエルシードピックくらいしかちゃんと読んだことがなかったのだけど、この「マローンおばさん」の詩の世界は本当に心に響く、そしてアーディゾーニの繊細な挿絵がとてもあっていた。




すごく良い時間が過ごせました。





2015.05.31 / Top↑
一昨日、仕事で近くに来ていたこともあって、行こうと思っていた根津美術館の光琳に行ってきました。

● 「燕子花と紅梅梅 光琳デザインの秘密」 根津美術館  2015 .4.18~5.17


去年江戸琳派をみて、いいなぁと思っていたので、一度ご本家の光琳も見たいと思っていたのです。

光琳、そして光琳にとって先駆的な役割を果たした俵屋宗達の屏風絵を始め、光琳の工芸作家でありデザイナーである側面を堪能できる作品群、陶芸作家の弟の尾形乾山の作品等バリエーションにとんだ内容でした。

教科書などではお馴染みだった「燕子花図屏風」「紅梅図屏風」、実物はすごく良かった。
とにかく躍動感、リズムが感じられる。
両方とも絵画であると同時に、デザインとしてもすごく綺麗。

そして、宗達の「蔦の細道図屏風」もすごく好きだったのですが、こちらは、本当に17世紀のものと思えないほど、モダンな構図、色合い。

屏風絵が展示してある部屋は、宗達と光琳を見比べられる構成になっているのですが、
光琳は本当に、リズミカルで軽やかで華やかなことが実感できる。
本当にこのお部屋にずっといるだけでも、価値がある、そう感じさせてくれる空間でした。


帰りに、根津美術館の見どころに1つである日本庭園も回ってきましたが、ちょうどお天気がよかったこともあり、こちらもすごく気持ちのよい場所でした。



燕子花は、残念ながらまだ咲いてませんでした。GW中ならば、ちょうど見頃かもしれません。


2015.04.25 / Top↑
サントリー美術館でやっている「若冲と蕪村」展に行ってきました。

●「若冲と蕪村」展 サントリー美術館    2015.3.18~5.10

伊藤若冲と与謝蕪村って同い年なんですね。そして、今年は二人の生誕300年にあたるということでのこの企画だそうです。

展覧会を見る前に、「フレンドリートーク」と題した学芸員の方による20分ほどのスライドレクチャーをきいてから見ました。
(こういうのって、たまたま行った時にぶつかれば聞くことや、解説のVTRをみることはあったけれど、今回はちゃんと時間を合わせて、それも開場とほぼ同時に行ってしっかり聞いてきました。本当に簡単に大筋を解説してくださってわかりやすかったです。

若冲、さすがに、動植綵絵やブライスコレクションはないけれど、かなりの展示数で、私自身これだけまとまった若冲の作品を生でみたのは初めてでした。

与謝蕪村の俳画も何とも言えぬ味わいがあっていいのだけれど、やっぱり若冲は好きだなぁって思った。

もちろん、色彩豊かな動物達もいいのだけれど、墨の濃淡で描かれる植物が好き。
葉の重なり具合、コブコブした幹、筋目描きで丹念に描かれた花びら

よく塗り重ねることなく一筆で間違いないものが描けるなとも思うし、見れば見るほど繊細に重ねられた部分もあったり。
おもいきりよく勢いのある部分とものすごく繊細な細かい部分とが同居している。

あと、若冲の人物ってあまり印象になかったのだけど、「寒山拾得図」とかなんか得も知れぬ愛嬌があってすごく惹きつけられる。

掛け軸とか、表装も当時のままなのかなぁ。若冲の表装って、なんか時々思いもかけぬモダンな色合いのものとかあって、当時の流行りなのか、本人の美意識なのか、一緒に仕事をしていた表装家の人がそうだったのかはわからないけれど、画のモダンさにくわえ、その部分にも惹きつけられる。

行ってみて、認識したけれど、会期は3つほどに区切られて、結構展示替えになっているので、今日みれなかった作品も結構合って。行けそうだったら、展示替えのあともう一度行ってみようかしらと思うほどだった。
(全部みせてくれればいいのにね)




2015.04.19 / Top↑
2014年に行った美術展
2本だけだったのね、って自分でびっくり。

まぁ、松本で、草間彌生さんの常設展を見たりもしたんだけれど。

あまり、どうしても行きたいって刺激されるものが少なかったのかなぁ(←自分であまり記憶にない)


●「フジフィルム・オンリーワン・フォトコレクション展」 フジフィルムスクエア  2014.1.17~2.5

●「北斎 ボストン美術館 浮世絵名品展 第三弾」 名古屋ボストン美術館 2013.12.21~2014.3.23
2015.03.01 / Top↑
今日は、仕事で名古屋に日帰りで行っていたのですが、予定よりもちょっと打ち合わせが早めに終わって、
名古屋ボストン美術館でやっている「北斎」をみてきました。


●「北斎 ボストン美術館 浮世絵名品展 第三弾」 名古屋ボストン美術館 2013.12.21~2014.3.23
※ この展覧会はこのあと、神戸、北九州と回って、9.13~11.3まで、東京 上野の森美術館でも開催されます。

北斎、面白かったです。
北斎は、浮世絵の展示の中にある中で何点かみたことはあったけれど、こんなに北斎を集中して時系列にいろいろな題材のものをみたのは初めてで。

浮世絵の中でも特に好きになってしまいました。


何ていうか、多彩で自由なんですよね。

北斎というと「富嶽三十六景」で、「凱風快晴」「神奈川沖浪裏」といった名前走らなかったけれど、絵は教科書等でもみたことがありました!という代表作、生で実物を見るとその表現の微妙さ細かさとかやっぱりすごいし面白い!


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250px-The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg

今回、インパクトが強かったのはこれ。
滝の連作なんですが、水の描き方がほんとにすごい!
これは、「諸国瀧廻り 木曽路の奥阿弥陀の滝」
100px-Katsushika_Hokusai_001.jpg

その他にも、怪談話をあつかったシリーズとか、なんか怖いというよりすごくおかしみがあってこういう描き方をするのが面白いなぁって思ったり。
「百物語 さらやしき」
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その他、「文字絵」といって、文字を絵の一部にとりこんだ絵があったり。組み絵っていうんでしょうか。絵を切り取って、立体的に仕上げたりする現代でも子ども用にあったりするものがあったり。
北斎漫画とか、とにかくいろいろあるんですよね。その柔軟さとかも興味深い。
当時、これを見てたのしんでいた人達に思いを馳せるのも楽しい。

北斎がこんなに、面白そうな人だってわかって、また機会をみつけていろいろ見てみたいなぁって思いました。





2014.02.08 / Top↑
先週のZEROで、この写真展のことを取り上げていてちょっと興味を感じて見に行ってきました。

●「フジフィルム・オンリーワン・フォトコレクション展」 フジフィルムスクエア  2014.1.17~2.5


日本の写真氏を飾った写真家の「私の1枚」と題されたこの展覧会、日本を代表する写真家の「この1枚」という作品101点をみることができるものでした。

写真展自体は、カルティエ=ブレッソン、とかアジェとかスティーグリッツとかそのくらいのものは結構好きで見に行ったことあったけど、日本の人のってあまり見たことがなかったから、ちょっと一度に概観できる機会はいいなぁと思って。

もちろん、名前をきいたことがある方達もいるけれど、8~9割方よく知らなかったから、「とにかく自分が好きデミていたいって思う写真はどれだろう」ってずっとみていって。


結果、私的に残った方達は、

星野道夫さん 「夕暮れの河をわたるカリブー」  動物写真家であることは知ってはいましたが、ここで出品されていた「カリブー」の写真、すごくよかった。

長倉洋海さん  「一人、山上で本を読む戦士マスード」 この方、紛争地を中心に撮られている方なんですね。
なんか、緑の中で寝そべっているアフガニスタン人にとても惹きつけられて


斎藤亮一さん 「スズナリ ロシア共和国」 なんか一輻の絵のような風景に心が癒される感じがした。


安井伸治さん 「海濱」この方は大正~戦前戦中の方なんですね。この構図がすごく気持ちよくって。





2014.02.01 / Top↑
2013年に行った美術展(書道展も含む)、昨年は9つ。
(お友達から、招待券をいただいたりしたのもあったけれど、結構行けました。)

何より、日本画に対して、さらに興味が湧いた年。(ホントは、興味が深まったと言いたいところだけれど、残念ながらそこまで深まってはいない)

私にとって、「白隠」と「ファインバーグコレクション」はすごく面白かったし新たな出会いも多かった。

本当は、福島県立美術館でやっていた「プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」に行きたかったんですよね。
伊藤若冲を見に。でも、その頃、舞台もみたいものいろいろあったし、福島まで行くことを迷っていて、結局行かずに終わってしまった。
いつかみれたらいいなぁ。

今年も、日本画、江戸絵画を中心に色々見れたらいいなぁって思っています。



●「白隠展」 Bunkamura ザ・ミュージーアム 2012.12.24~2013.2.24

●「書聖 王羲之」 東京国立博物館  2013.1.22~3.3

●「エル・グレコ展」 東京都美術館  2013.1.19~4.7

●「飛騨の円空」 東京国立博物館  2013.1.12~4.7

●「ラファエロ展」 国立西洋美術館  2013.3.2~6.2

●「貴婦人と一角獣展」六本木 国立新美術館 2013.4.24~7.15  

●「国展」 六本木 国立新美術館  2013.5.1~5.13

●「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」 江戸東京博物館 2013.5.21~7.15

●「はじめての美術 絵本原画の世界2013」 静岡市美術館 2013.9.14~10.27


2014.01.24 / Top↑
昨日、静岡に出張だったのですが、予定よりも早く仕事が終わったので、静岡駅前の静岡市美術館でやっている「はじめての美術 絵本原画の世界2013」に行ってきました。

やっていたことも知らなかったのですが、帰り道にポスターをみかけて、「あ、寄ってみようかな」とフラっと。



●「はじめての美術 絵本原画の世界2013」 静岡市美術館 2013.9.14~10.27

まずは、入口で、「ぐりとぐら」の最後にでてくるたまごの殻で作った車がお出迎え。



ぐりぐらは本当に、何度も何度も読んだ作品だから、思わずテンションが上がります。

展示内容は、福音館書店の「こどものとも」の作品から25人程の作家をとりあげて、その代表作を1~3点程選び原画を展示すると同時に、絵本自体も見れるようになっているものでした。

半分くらいが、自分が子どもの頃に読んだり、親になってから子どもと一緒に読んだりでよく知っている作品でした。

絵本の原画は何度かみたことがあるけれど、今回は日本の作家の本当に日常的名絵本のもので。
原画がそれとして作品として成立しているなぁと感じられるものもあれば、
あくまでも、絵本という空間にはめ込んで完成度が上がるようにかんじるものもあり、
見え方の違いがいろいろで面白かった。

懐かしくもあり、印象的だったのは

まずは、林明子さんの作品「はじめてのおつかい」「おふろだいすいき」「こんとあき」
特に「こんとあき」は大好きな作品で、ひさしぶりにあの物語の世界にふれて嬉しかった。
これは、比較的原画も原画としてその独特の世界が伝わってくる感じだった。

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)
(1989/06/30)
林 明子

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中谷千代子さんの「いちごばたけの ちいさなおばあさん」
中谷さんの作品では多分「ジオジオのかんむり」の方がメジャーだと思うし、今回、「ジオジオのかんむり」もあったのですが、私はいちごばたけの方が好き。アリの巣のようにも思えるおばあさんの地下の家をあれやこれや想像しながらながめているのが大好きでした。
でも、率直には原画でみるより、絵本にしてはじめてあの空間の中に配置されて完成度が増したような印象だった。

いちごばたけの ちいさなおばあさん (こどものとも傑作集)いちごばたけの ちいさなおばあさん (こどものとも傑作集)
(1983/11/01)
わたり むつこ

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あと、水四澄子さんの「いねになったてんにょ」
これは、私が小さい頃に読んだきりで,子ども達と一緒に出会うことはなかったものだから40年以上前の記憶になるはず。
でも、絵を見た途端、「これ、知ってる知ってる、好きだった」っていう記憶が一挙に蘇ってきて、なつかしさでいっぱいになりました。
こちらで、扱っているのを発見→
インドネシア民話だったんですね。絵も独特で、お話もちょっと不思議な雰囲気で、でもすごく心惹かれていたように思います。

絵本の世界、ひさびさにみたものもたくさんあって楽しんできました。



 






2013.10.06 / Top↑
仕事の後、上野に母の作品が入選して展示されているのを見に行ったついでに、ちょっと足を伸ばして両国の江戸東京博物館でやっている「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」を見に行ってきました。




最近、日本画、それも江戸時代のものがわたし的には一番の関心の的なので。
若冲も見れそうなので、期待も込めて。

●「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」 江戸東京博物館 2013.5.21~2013.7.15

今回の展覧会、コレクションの中から、琳派、文人画、円山四条派、奇想派といった独自路線を歩むグループ、そして浮世絵といった流れを概観できる構成になっていました。

お目当ての若冲については、菊図の3つのセット、そして松図がみれたことは収穫だった。
墨だけで書かれたものだけど、どれも斬新で型にはまらない感がよかった。


そして、江戸という時代できって各方面への流れが概観できる中で、琳派のもの中でも酒井抱一の作品に興味がもてたことは収穫だったなぁ。

酒井抱一は、「柿に目白図」「十二ヶ月花鳥図」とかが良かった。
あまり専門的なことはわからない私だけど、構図が斬新だったりするし、何よりも温かみがあって、ユーモアを感じさせるところがいいなぁって思いました。
ちょっと、注意していて作品を色々見たいなぁって思いました。



調子に乗り継いでに、「すぐわかる日本の絵画」って本を買ってきちゃった(笑)
2013.07.04 / Top↑
お昼で仕事が終わったので、午後から六本木の新国立美術館へ

国展と貴婦人と一角獣展とをみてきました。



まずは、「国展」から
要は、「国画会」という美術団体が主催する公募展です。
あまり、美術の団体とかには明るくないのでなんとも言い難いけれど、でも歴史のあるメジャーなものなのだと思います。

家人の作品が(っていうか、母なんだけど)入選?して飾られているので招待券をもらってみてきました。

今日はちょっと時間もあったし、彫刻のところは見きれなかったけれど、絵画・写真・版画のところはゆっくり見てきて。
まぁ、公募展だし膨大な作品数だったんですが・・・。
ここに展示されている方達のキャリアって、まぁ様々なんだろうなぁと思いますが。そういうこととは関係なく、
なんかずっとみていたい、思わず見入ってしまうものもあれば全く興味がわかないものもある(当たり前っていえばそうなんだけど)

きっと観る側によってもひっかかりどころってそれぞれ違うんだろうけれどね。

絵画も割合抽象画が多いので、比較的面白く見れるものが多かったし、写真は、すごくアーティスティックなものが多かった。(一体どうやってとったんだか、想像もつかない感じ)

あと、思った以上によかったのが、版画。
なんか、こういう作品、家に飾りたいなぁとか思わせるものが多かった。(サイズ的にもちょうどいいっていうのもあるんだけど)、



そしてちょっと余力があったので、チケットをいただいていたこちらにも行ってきました。



これ、タペストリーなんです。
すごく繊細な作りで綺麗で、こういうものを織り上げるのってすごいなぁって、単純に思った。

そして、モチーフ、描かれている植物、動物、紋章、当時の時代背景などなどについての理解を深めるための展示やVTRなどもあって。

私自身はこれまであまり触れたことのない世界だったんですよね。
なんか、とっても新鮮でした。

しかし、あんな細かいものをの織り上げるってホントにすごいなぁって思ったわ。



2013.05.11 / Top↑
上野の西洋美術館でやっている「ラファエロ展」に行ってきました。



ラファエロって、同時代のダ・ヴィンチ、ミケランジェロと比べても穏やかで優美な絵という印象が強くて、今までそれ以上のひっかかりが私の中であまりなかったんです。

今回の展示をみていても、「大公の聖母」「無口な女」などなど、優美で繊細で均衡のとれた絵だなぁという印象が強かったし、こじんまりした小宇宙の中で絶妙なバランスのとれた美しさを感じさせる絵が,ほんとに多かった。「エゼキエルの幻視」はすばらしかったし、「聖家族と子羊」もよかった。

そして今回一番目からウロコで興味深かったこと。
ラファエロの、宣伝上手というべきか俗っていうのか、それともちょっと違う気もするんですが、そういう面を感じられたこと。

若いうちから名声を博し、教皇や貴族たちからの依頼での制作をメインしていて、それとは別に、彼の作品をもとにライモンディらに版画を作らせ、それを広く一般に流通させていたこと。またそういう絵をモチーフに陶器作品が作られたりしていたこと。(もちろん、本人作ではありません)

だからこそ、ラファエロの絵の雰囲気?が広く世に一般的に知れ渡っている・・・・ってこと?

今回あったもののなかでも、
「パリスの審判」の中のある部分は、マネの「草上の昼食」のモチーフだし、
「アテナイの学堂」とかもよく見かける感じ。

自分自身で自分のオリジナルのいわばコピーを奨励し、それがより名声を高めることの一助になっている。
なんか、時代が一挙に自分達に近づいた感じがした




ラファエロ展のあとは、遅い昼食をとったあと、同じ上野公園の一角にある東照宮内のぼたん苑へ
こんな、大量にボタンを次から次へと眺めたのは初めてだったけど綺麗ですね。
華やか!
ということで、満開のぼたんをちょっとおすそ分け。








2013.04.24 / Top↑
昨日は風は強かったけど、お天気はよくて。
上野に「飛騨の円空」展を見に行ってきたんですが、国立博物館内の大木、若葉が綺麗
若葉の季節ですね。すごく繊細な色合いでした。



そして、今日までだった「飛騨の円空」
招待券をいただいたこともあり、行ってきました。



素朴な仏様に癒されてまいりました。

円空仏とよばれる木彫りの仏様なんですが、もとの木の木目を生かした、本当に荒削りな感じでそれでいて親しみやすい表情をした仏様達がすごくいい感じ。

どれも、素朴でいいんですが、「金剛神立像」などの鉈で気を縦に割ったそのラインを生かした本当に最小限の造作にみえるものとか好きですね。

一般のご家庭にも伝わっているものもあるというのも頷ける感じ。
こういう素朴なものって、愛着をもってお参りされてそうな感じがする。


2013.04.08 / Top↑
上野の東京都美術館でやっている「エル・グレコ展」にいってきました。

●「エル・グレコ展」東京都美術館 2013.1/19~4/7




エル・グレコは、私にとって結構思い出深い画家のひとり。
それこそ小学生の頃、たまたま家族旅行の先で行った倉敷の大原美術館で、エル・グレコの「受胎告知」にであって当時はもちろん美術館も初体験くらいだったと思うけれど、すごくインパクトがあって私の中で西洋絵画=エル・グレコっていう図式が出来てしまったくらいだった。

その後、大学の卒業旅行や新婚旅行でスペインに行った時、マドリードでもトレドでも山ほどエル・グレコをみたなぁって思い出します。

そして、ひさびさのエル・グレコ



今まで接してきたのは、ほとんど宗教画だったし、絵はたくさん見ていても、エル・グレコ本人について知る機会はあまりなかったので、若い頃から晩年までを俯瞰し、宗教画だけでなく肖像画なども紹介しているこの展覧会はかなり興味深かったです。

改めて、エル・グレコって16世紀~17世紀にかけての人なんですよね。
独特な感じがあるし、美術史の中で位置づけて考えたことがあまりなかったけれどティッツィアーノの工房のいたりして影響を受けたりしているんですね。

あと、ほぼ同時代を生きた人としては、カラバッジョとかルーベンスとか(パトラッシュのルーベンスだよ)

エル・グレコの宗教画だけみているとこのへんと同時代っていう印象が薄かった(もう少し時代が後な印象があった)
でも肖像画とかをみると、あ、この時代なんだなって感じられたりごく初期のものは全然作風も違うのにびっくりしたり。


あと、聖衣の濃い赤の独特の色合いが印象的なエル・グレコですが、あらためてフォルムや形の取り方(こういうのを専門的になんというのかわかんないけれど)が特徴的なんだなって感じた。
あと、後年は宗教画を描くだけでなく、建築に興味をもったり、絵を飾る祭壇の設計なども手がけていたと知って、聖なる空間をどう感じさせるか等を考えていたのかなぁって思った。

そう思うと、宗教画の中にみられる現実と空想部分をどう共存させて描き分けるのかとかも面白いなぁと思いながらみることができました。







2013.03.17 / Top↑
今日はお天気も良かったけれど、風の強い日でした。
(私は平気なんだけど、花粉症の皆様、ホント辛いですよね


国立博物館に、「書聖 王羲之」展を見に行ってきました。
 


ついでに、こんな梅も見れた。



梅見にも今年は行っていないから、なんか特した気分。


というわけで、展覧会の感想ちょこっとです。

たまたま、チケットをいただいたということもあって、昔書道をちょっとかじっていた母を誘っていってきました。
(私は、王羲之の名前は知っていたけれど、書道に関しては全くのド素人なんです)

だから、みるべきポイントがきっとずれてるんだろうとは思うんだけど・・・・・・、

いろんな書を見たことがあるわけでもないし、知識もないので王羲之の書がどうなのかは正直なところよくわかんない。
でも、書の時代を追った流れが把握できて、(篆書、楷書、行書、草書と表現の幅が広がっていく)
お手本となるべき書が、摸本や拓本という形で後世に伝わりお手本として学ばれていったこととか。
(今回も直筆は希少であったり残っていない場合も多いため、出品してあるのはそういう摸本や拓本のものが多いです)
そして、摸本や拓本のつくり方もやっていたんだけど、なんか基本的に字を書くというより、正確にデザインを模写するようなそんな感じなんですよね。

また、いろいろな大家の拓本等を編集した本なども編まれたりしている。

知らなかった世界に触れられて、興味深かった。


蘭亭序とよばれる王羲之の最高傑作のとよばれる作品のさまざまな拓本?も様々展示されていました。
これを題材にとったオリジナルな作品等もあって
与謝野蕪村の絵のものとかもあって新鮮な気持ちでみました。



実はこの企画展、明日までなのですが、今日もすごく混んでいた。
はっきり言って、書の展覧会ってこんなに混んでいるんだっていうのが驚きでした。







2013.03.02 / Top↑
昨日、Bunkamuraでやっている「白隠展」に行ってきました。



●「白隠展」 Bunkamura ザ・ミュージーアム 2012.12.24~2013.2.24

私、恥ずかしながら白隠さんって知らなかったんです。
でも、見に行った舞台のチラシの中にあった「白隠展」のチラシになんか惹きつけられて、そしたらその日ついで白隠展についてついってらっしゃるのをみつけて、急激に見たいって思った。

それで行ってきたわけですが、なんかこの直感は大正解だった。
すごく面白くって、思わず図録まで買ってしまったよwww

白隠って何?って思う私と同じような方もいらっしゃるかと思うので簡単に説明すると

白隠は江戸時代中期の禅僧。
臨済宗では中興の祖とよばれている、すごくえらいお坊さんだとのこと。
そして、教えを伝えるために描かれたのが禅画で、白隠はこの禅画を独特の味わいで大量に描いている。

ざっくりいうと、そういう禅画を集めた展覧会でした。




10代の頃から、絵を見るのが好きで、日本でもいろいろ企画されるものに行ったし、海外に旅行に行くと必ず美術館はメインで行っていて。
だから、中世頃からのヨーロッパ絵画をみるには、聖書(新約、旧約)ギリシャ神話の知識があるとないとでは全然面白さも違ってくるなと思っていて。
聖書に関しては、そんなに知っているわけではないけれど、ギリシャ神話は小さい頃から好きだったから、テーマとされている場面等は大体読んだことがあったし。
そういう設定やそこも含めての絵から感じることとか、面白いなって思っていて。


でも、灯台下暗しではないけれど、日本のものって、意外に見た経験が少ないし知らない。


この白隠の禅画を見て、日本でも、仏教でも同じなんだって思った。
禅画も、それぞれの仏さんの有名な場面を描いていたり、いろいろな仏さんのかき分け方が面白かったり。
(改めて、宗教画なんだなって思った)
水墨画でシンプルに描いているからこそ、そこにあるいろんな象徴的な意味を読み解く乗って面白いんだなって。

なんか見ているうちに、もっと知りたい見てみたいった感じるようになった。



また、白隠のすごく味のある自由自在な書きっぷりがとってもいい。
特に達磨(半身達磨など)
布袋、すたすた坊主等の画題の自由な雰囲気はすごく好き。




伊藤若冲にも影響を与えているとのことですが、
禅画の世界、そして江戸文化って面白いよねって感じた展覧会でした。





2013.02.03 / Top↑
2012年に行った美術展


● 「フェルメールからのラブレター展」 Bunkamura ザ・ミュージーアム 2011.12.23~2012.3.14

● 「ジャクソン・ポロック展」 東京国立近代美術館 2012.210~5.10

● 奈良美智「君や 僕にちょっと似ている」 横浜美術館 2012.7.14~9.23


奈良さんのものが色々な面で一番楽しめたかも。
企画展自体は新作中心でしたが、横浜美術館の通常展示で過去の作品もあわせて見れたり、
美術館の中で行われた奈良さん自身の講演会がUストで中継されていてそれをみることができたことも面白かった。

奈良さん自身の作品もよかったんだけど、合わせて美術展の企画の仕方も横浜美術館はいいなぁって思えてそのへんも良かったですね。
奈良さんのツイをフォローしているから、準備とか前後のつぶやきなんかも読めていかたことも面白かった。


現在進行形で活躍していらっしゃる方っていうこともあるけれど、美術展もすごく多面的な動きが感じられてちょっとワクワクする感じがありました。






2013.01.04 / Top↑
横浜美術館でやっている奈良さんの個展「君や僕にちょっと似ている」展に行ってきました。






9月23日までなので、行くとしたらこの週末のタイミングだなって思って、昨日HPを確認したら、今日は午後15時から奈良さん自身によるアーティストトークもあるらしいって知って、運良く立ち見でも聞けたらいいななんて、午前中のんびりでかけたら・・・・・私の認識が甘かった。




めちゃめちゃ混んでいた。


10時より配布となっていたアーティストトークの整理券もフォロワーさんの話だと彼女が9時頃着いた時には、長蛇の列で、結局だめだったらしい。
(結局これは、私は家に帰ってから、Ustreamの中継を見ることができました。今の世の中って、ありがたいですね)

というわけで、今日は奈良さん三昧だった1日

奈良さんってこんなに人気だったんだっていうことも改めて再認識だったんですが、それ以上に奈良さんの作品にきちっと向かい合う機会を得て、私の中でかなり大きく認識が変わりました。ちょっとはまってしまいそう。(今更ですが・・)
続きに、感想

● 奈良美智「君や 僕にちょっと似ている」 横浜美術館 2012.7.14~9.23





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2012.09.01 / Top↑
竹橋の東京国立近代美術館でやっている「ジャクソン・ポロック展」に行ってきました。



今回は、生誕100周年、日本では初の回顧展ということで行ってきました・

公式HP

ポロックは、美術館の常設展示や、モダンアートを集めた展覧会などで何点かづつはみたことがあって、好きだなとは思っていたけれど、こんなにまとまてみたのは初めてだったし、
ポロックという人自身にも知識が無かったので、初期から晩年にいたるまでを系統だって見せてくれた今回の展覧会、とっても面白かったです。

いや、目からウロコな、新しい発見がいろいろ多かった!

ポロックって、44歳で自動車事故を起こしてで急逝しているんですね。
実際の製作期間って、25年間くらい。
いわゆるアクションペインティングの最盛期の期間って10年もなかったんですね。

さらには、初期の作風は結構具象だったりする(まぁ、当たり前と言えば当たり前?)
(そして、結構暗い・・・w)

そして、ずっと通してみて、
私は、やっぱり最盛期の作品が好きだなって思いました。

今回展示していた中では、


インディアンレッドの地の壁画



ナンバー7,1950



なんなんだろう、初期の頃とか晩年の頃は、ずっと見ていられないんだけど、
これらはずっと見ていて面白い。何が?って言われると困るんだけど、躍動感が伝わってきたりする。
それにこの頃のは明るいのよね。見ている気分も明るく、前向きな気持ちになる。

いや、全くの私の主観なんですが。



続きに今日のこと









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2012.05.03 / Top↑
Bunkamuraでやっている(といっても期間が今日が最終日でしたが)「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。

フェルメールとは言っていますが、フェルメールの作品は「手紙を書く女」「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女と召使い」の3点。
あとは、フェルメールと同時代の17世紀オランダ絵画から、コミュニケーションをテーマに構成展示しています。

まずは、フェルメール。
意外に、本物のフェルメールに接する機会が私は少ないのですが(フェルメールをガッツリ集中的に見た記憶がない。何かの展覧会とかで1点とかそんな感じ)

他の画家に比べて、静謐だけどその一瞬の場面から感情が静かに満ちてきているようなそんな絵。
中でも今回きた3点の中では、「手紙を書く女と召使」が一番好きだったな。
後ろに立つ召使いの目線といい佇まいといい、物語を感じる。

あと、その他では
ヤン・ステーン「生徒にお仕置きをする教師」
フェルディナント・ボル「本を持つ男」
ヤン・リーフェンス「机に向かう簿記係」
ヘリット・ダウ「羽根ペンを削る学者」
あたりが心魅かれました(完全に、自分の覚書)



●「フェルメールからのラブレター展」 Bunkamura ザ・ミュージーアム 2011.12.23~2012.3.14


2012.03.15 / Top↑
2011年に行った美術関係の展覧会やイベント

去年は正確には4つですね、
2つは、感想アップしていたけど、竹山さんの衣装デザイン展と森山さんの写真展は感想アップしてなかった。
(と思う)

美術展はね、興味がわくのがあると行くんだけど・・
(前に見たなぁ的なものには、最近頑張って行こうっていうモチベーションが起きなくて・・・)

今年は何か面白そうなものあるのかな・・・。



●「写楽展」 国立博物館 2011年5月1日(日)~6月12日(日)  
●「パウルクレー展 おわらないアトリエ」 国立近代美術館 2011年5月31日(火)~7月31日(火)


こっちは、独立して感想アップしてなかった。(何かのついでに書いたかもしれないけど)

● 竹田団吾デザイン衣装展  紀伊國屋画廊 2011年1月22日~2月7日
● 森山大道写真展「あゝ荒野」 ポスターハリスギャラリー 2011年11月17日~30日






2012.01.31 / Top↑
今日、ブロ友さん(嵐友でもある)と竹橋の国立近代美術館でやっている「パウル・クレー おわらないアトリエ」に行ってきました。

公式HPはこちら →

これまで、いろいろな展覧会や美術館で、何点かづつのクレーをみる機会っていうのはあって、それなりにクレーのイメージってあったと思うんですが、今回かなりまとまった量のクレーをみて、私はこの画家について実は何も知らなかったんだっていうことを実感しました。

単純化されたモチーフだったり、四角いますめを色で埋めるようであったり、カンディンスキーほどロシア風に激しくなく、ミロやピカソほどのラテン的奔放さではなく、モンドリアンのある時期とちょっと被る感じはあるけれど(でも、NYに行ったモンドリアンはとっても鮮やか)なんか全体にこじんまりした、かわいい印象を持っていたんです。

でも、今回いろいろみて、一度完成した作品を素材として切って再構成したり、過去の作品をモチーフにそこから変形を加えたり、表からと裏からと両面に作品を書いたり・・・この時代の人としていろいろ絵画のあり方とか、作品の作り方とか、どう構成していくのかとかを試行錯誤していたんだっていうことが、感じられた。

絵としては、今回出品されていた作品の中では、チケットにも使われていた「花ひらいて」が一番印象的で、好きかも。
あと、チェニジアを旅行した頃の作品群は、何かがクレーの中で変化した感じが伝わってくて、印象的。

ただ、何かもっと今までみたクレーは明るい印象を受けるものも多かったけれど、今回みた作品は全体にゲルマン的な重さのようなものを感じるものが多かった気が何となくしました。
(クレーは、スイス人だけどドイツ系)

東京での会期は~7/31(日)まで。
2011.07.01 / Top↑
国立博物館でやっている写楽展に行ってきました。



東京国立博物館 特別展「写楽」

江戸時代の浮世絵師 東洲斎写楽の全体像が見渡せるように企画された特別展です。

写楽っていう名前とか、その代表作とかは知っていましたが、ホントにそのくらいしか知らなかったのでいろいろ発見があって面白かったです。

活動期間ホントに短かったんですね。
世に出てわずか10か月、その間に一世を風靡してそして消えてしまう。
そして、魅力的な代表作は、前半に集中している。

謎に包まれているっていうのは、聞いたことあったけどそんなわずかな活動期間だったんだ!!

そして、写楽は役者絵がほとんどなんですが、
役者絵って、ものすごく平たくいってしまえば写真の無い当時のブロマイドみたいなもの?

きっと、当時の乙女たちも、
「写楽の描く○○様ステキ~」とか、
「歌国の描く○○様の方が、私の好み~」とかって騒いでいたに違いない(笑)

まあ、写楽は美しく美化して描くよりも、どちらかというとその人間性や役柄の場面がリアルに伝わってくる描き方をしていますが。

何か、そう思うと、江戸時代の写楽達も、とっても身近(笑)

それに、写楽の描く役者さん達の名前に今につながるものがたくさあって、
市川団十郎をはじめ、市川○○とか(っていうか、市川海老蔵があった)
松本幸四郎とか・・
中村○○とか、
沢村○○とか
歌舞伎のお家柄ってホントに繋がってるのね。

何か先日の若冲といい、江戸文化にいろいろ触れてみたいなあって感じた展覧会でした。
2011.05.29 / Top↑
2010年に行った 美術展の総括です。

美術展には、ここのところ全く積極的に行くことがなかったんですが、ちょっと昨年特に後半はまめに見にいきました。
一昨年の秋「THE ハプスブルグ」に行って久しぶりに絵を見て、ちょっとひさびさに観たいものがないかチェックしてみようかなあっていう気になっていたこともあるんですが・・・
仲良くしていただいているブロ友さんに誘ってもらったものもあって。(私信:ありがとう!!)
観だすとまた楽しくなってきてまた行きたいなあって思うんですよね。

昨年最後に行った 「バウハウス」は何か12月バタバタしている間に感想アップしそびれてしまっていたので覚書もかねて。
バウハウスって、代表的な住宅のパターンだったり家具だったりついては、何となくシンプルで機能美追求な感じよねって思っていましたが正直そんな程度の認識でした。
これに行ってね、「バウハウス」っていう単なるデザインの問題ではなくてもっと考え方に根ざしたものなんだっていうことがよくわかりました。
展示の中に、キッチンのレイアウトを再現したものとかもあったんだけど、単にデザイン上の問題ではなくて女性を家事を労働から少しでも解放するためのデザインだったりするんですよね。
だから、第2次世界大戦直前頃のものではあるけれども、現在のいろいなもののデザインとすごく通じていて今の物と行ってもまるで違和感がない感じ
展示品も、実際に中で体感できるキッチンレイアウトや食器類、あとバウハウスにまつわる写真などの展示もあって面白かったです。


それでは、2010年に行った美術展です。(行った月日順)



● 「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」 Bunkamura  2010 7/17~8/29 (→こちら)

● 「印象派とエコール・ド・パリ ポーラ美術館コレクション展」 横浜美術館 2010 7/2~9/4 (→こちら)

● 横浜美術館常設展示  横浜美術館 (→こちら)

● 「ドガ展」 横浜美術館 2010 9/18~12/31 (→こちら)

● 「バウハウステイスト・バウハウスキッチン展」 パナソニック汐留ミュージーアム 2010 9/18~12/12
2011.01.30 / Top↑

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