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「おくりびと」は、★★★(大好き、私の中で大ヒット!)でした。

映画館でこの映画を観ながら、けっこう泣きました
(帰り、メイクもとれとれ、泣いたっていう感がありありだったと思います)
号泣というより、静かな涙が流れ続けている、そんな感じでした。

この映画のよさって、主役の本木雅弘や、その上司である山崎努の納棺師としての所作の美しさにつきるような気がします。
余貴美子演じる事務の女性の言葉ではないけれど、「私も死んだらこんな風に遺体を扱ってほしい、この人達に納棺してほしい」と感じました。

主人公の回りの人間、妻であったり幼馴染であったりは最初
「なぜ、そんな仕事につくのか、やめた方がいい」と偏見に満ちたとらえ方をします。
その見方は、この映画をみるまでの私自身にも通じるものだと思います。
実態はよく知らないけれど、遺体を扱う職業って自分の身近な人がつくものとして抵抗があるって。
でも、この映画を観てその気持ちは変わります。

美しい所作で丁寧に遺体に対していくことが、死者に対する敬意を表すことであったり、遺族にとってどんなに慰めとなるかということが感じられるのです。
そうやって、人の一生の幕引きを手伝うことって、もっと大切に考えられてもいいことなんじゃないかなって思います。

最後、主人公の父親の遺体がまるで物のように扱われそうになった時、こんなふうに扱われるのは、本人にとっても(もちろん死んでいるからわからないっていえばわからないけれど)残される者にとってもつらいことだなって感じました。

すごく、重い内容を含んだテーマなのですが、それが全体に淡々としたタッチの中で、時にコミカルな場面もありながら描かれていくところがいいなと思いました。

役者さん達もよかったです。
主役の本木雅弘と広末涼子もですが、山崎努は全体がひきしまりますね。
あと、笹野高史、余貴美子はいい味だしています。

あと、全然関係ないけれど、途中広末涼子の体の細さに思わず目がくぎづけになってしまいました

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2008.11.21 / Top↑