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まだ、2月は終わりませんが、昨日1冊読み終わって、今月中にもう1冊は読み終わりそうになりので・・・とりあえず2月に読み終わった本のレビューです。
私の読書は基本的に図書館まかせで、書評その他で面白そうだなと思ったものを、とりあえずリクエストしておいて、届いた順に読んでいます。
だから、世間的な人気の度合いで、すぐにきたものもあるし、半年以上たってからくるものもあります。
なので、今月の2冊もあまりそれぞれ関連性のないものですが・・ 



 ● 「古事記の真実」  長部日出雄 文春新書

   「古事記」って、鈴木三重吉氏の「古事記物語」でしか読んだことがないんですが、基本的に神話とか好きなんですよ。(ギリシャ神話とかね)


*ちなみに、今「古事記物語」として手に入るものって、岩波少年文庫に入っている福永武彦さんのものと、鈴木三重吉さんのものがあると思いますが、私的には、鈴木三重吉さんのものが絶対におすすめです。現代語に訳す訳し方がすっきりしているというか読みやすいと思うんですよね。


  そして、本題のこの本ですが、「古事記」を一つのキーとして古代史をいろいろな角度から読み解いているそんな感じの本でしょうか。
  成立にあたって、稗田阿礼はどういう人だったのか、またそこに天武天皇がどんな役割をはたしていたのかとか
 高天原とは、一体どこなのかとか
 スサノオノミコトに代表される出雲系の神話とアマテラスの世界との関係性とか・・
 
 たぶん、私の親や祖父母の世代は、戦前、戦時中の皇国史観とかが尾をひいている部分があるのかもしれませんが、そんなものはもう歴史の教科書の一部でしかなくなってしまった世代としては、単純に日本の古代史がどんなふうであったのか、それがこういう記録の中にどういうふうに反映されているのか、楽しめる本だと思いました。




 ● 「参謀力 直江兼続の知略」   童門冬ニ   NHK出版
  
  今年の大河「天地人」の主人公、直江兼続についての本です。
去年、鈴木由紀子さんの「花に背いて -直江兼続とその妻」を読んで、私の中でプチ直江・上杉家ブームが続いていまして(もちろん、大河「天地人」もがんばってみています)、直江兼続について、いくつかリクエストした本の1冊です。

作者が、まえがきでも書いているとおり、ビジネスマンを主な読み手として、主君上杉景勝と参謀の本文を心得ていた直江兼続とが、直面した多くの危機をどのように突破していったのか、その解決方法を「直江兼続の参謀力」として描いたものです。

とはいっても、ビジネスマンの参謀学には特に興味がない私が読んでも、直江兼続の政治的エピソードとその背景や彼の発想とかが簡潔に書かれていて、面白く読めました。

関ヶ原の戦いの背景とか、その時上杉家がどういう発想で動いていたかとか、従来の歴史本の視点とはまた別の見方が書かれていたりします。
直江兼続って、今まであまりとりあげられていなかったことが残念なくらい、結構おもしろいんですよね。
(まあ、私も去年初めて知ったんですが・・・)

まだ、しばらくプチブームは続きそうです。


 




 

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2009.02.22 / Top↑