●ブラナー・シアター・ライブ「冬物語」
演出 ロブ・アシュフォード ケネス・ブラナー
出演 ケネス・ブラナー(リオンディーズ) ジュディ・ディンチ(ポーリーナ) ハドリー・フレイザー(ポリクシニーズ) ミランダ・レイソン(ハーマイオニー) トム・べイトマン(フロイゼル) ジェシィ・バックリィ(パーティダ) 他

昨年12月ごろやっていた時は、どうしてもタイミングが合わずで見に行けなかった ブラナー・シアター・ライブ。そもそもは、ライブビューイングをしたものなんですね。
私自身は蜷川さんのシェイクスピアをずっと見てきたけれど、他の人のシェイクスピアも見に行きたい、それには、ケネス・ブラナーは、もともと好きな役者だし、彼自身がシェイクスピア俳優と言われているし、若いころ監督主演している「空騒ぎ」の映画版もみていたので 入門編としてはとても良い機会。
ということで、生ではないけれどどうかなぁ、それも英語版だしなぁ(翻訳つくからよいけど)と思いながらみました。

もう、3時間があっという間だった。
すごく面白かったし楽しかった。力のある役者さんの舞台ってこんなにも引き込まれるものなんだなぁと改めて思う。
冬物語は、蜷川版では、唐沢寿明さんがリオンデーズ、ハーマイオニーとバーディタを一人二役で田中裕子さんがやって、田中裕子さんが2役を演じ分けるのが全く違っていてすごく感心したのだけれど、今回はケネスのリオンディーズもさることながら、何よりもジュディ・ディンチのポーリーナの迫力がすごい。あれ、蜷川さんの時って誰だっけ?と思って調べたら藤田弓子さんでした。
う~ん、申し訳ないけれどそれほど印象に残ってなかった。っていうか、ジュディ・ディンチの迫力がすごすぎるんだけど。
あと、オートリカスという狂言回し的な役どころの唄を歌う盗人がでてくるのだけれど、この彼が独特の存在感ですごく気になる。(ジョン・ダグリ―シュという役者さんらしい)

あと、蜷川さんのは舞台美術や衣装が基本中世というか古代というかそんな感じの衣装だったけれど、ケネスのはフロックコートの王様で18世紀19世紀のヨーロッパの王様っぽい設定。
そして、シチリア対ボヘミアという国の設定も蜷川さんのは赤と青という色で対比させる感じであまり実際のボヘミア感とかそういうのはなかった気がしたけれど(日本ではあまりピンと来ないからだろうって思う)ケネスのは、2幕の羊飼いの場面とか踊りとか、ボヘミア感がでているきがした。
歌とか踊りとかも力強さがあってすごくよかったんだよね。
舞台美術も奇ををてらった感じはないけれどシンプルでいて効果的でよかったと思う。

ハーマイオニー役の女優さんがすごくきれいな魅力的な人で、田中裕子さんのハーマイオニーはもっと貞淑さを前面に出していた気がするけれど、すごく人間的魅力にあふれるイキイキした感じだった。

冬物語が面白かったので、来週ロミジュリもぜひ見に行けたらって思っています。


スポンサーサイト
2017.02.28 / Top↑
今。週末、仕事が一個とんだので、じゃぁ気分転換に映画でも見たいけれど、何見よう・・そんなノリでぴあの映画レビューをみていて、ひっかかって見に行った作品でしたが、私的には大正解。
心に残る映画でした。

●「僕と世界の方程式」
監督 モーガン・マシューズ
出演 エイサ・バターフィールド サリー・ホーキンス レイフ・スポール エディ・マーサン ジョー・ヤン

公式サイト

主人公のネイサンは、自閉症スペクトラムで、コミュニ―ションは苦手だけれど数学に特異な才能を発揮する少年。
そのネイサンが、父の死、数学との出会い、国際数学オリンピックの代表となり、初めての共同生活を経験し、初恋を経験する中で少しづつ変わっていく姿を描いています。

いろいろ胸に来るポイントがあるのだけれど、何より母とネイサンの関係性が切なすぎて。
ネイサンの理解者でネイサンとうまくコミュニケーションをとっていた父が死んで、家族は母と二人で。
母は、必死で理解しようとするし、ネイサンがストレスなく生活ができ数学に打ち込めるよう一生懸命頑張っているのは伝わるのだけれど、ネイサン自身とどうコミュニケーションをとったら正解なのか模索しつつ、ネイサンの心に届かない。
どうしても、母視点でみてしまう部分があるんですよね。
本当に報われる部分が少ない中で必死になっている姿が切なくて。
でも自閉はこうだよね、これを責めることはできないよね。という気持ちもある。

そして、最後、大会から抜け出して、母と初めてきちんと向かい合ったコミュニケーションをとりあう部分に救われる。

それにしても、この映画は、とびぬけた才能を持つものの、そのほかの部分でアンバランスな部分を抱えている人がたくさん出てくる。
でも、それぞれの目に映る世界はきっと違って見えるいて、どれが正解なわけでもないけれど、その違う部分そのままで受け入れて生きていけばいいんだと感じられたことも私には救いだった。

昨日、病気の可能性が高まったこともあって(すぐにどうこうなる病気ではないけれど)、若干気分的には落ちていた部分もあったけれど、どうなっていったとしても、その時見える世界、感じられる世界で生きていけばいいんだなと。なんか勇気をもらった気持になれました。
2017.02.20 / Top↑
1日遅れで、オトノハの記事。

いやぁ、ここ10日ほど、ほんと絶賛繁忙期中で。
今働かなきゃ年間の売り上げ大低迷になるっていう時期なもんだから地道にお仕事していて
今日、幸か不幸か1個仕事がキャンセルになったもんで、ちょっと今週末は一息できそう。

ってことで、昨日は更新できなかったオトノハ~

なんかね・・・・ほんとに翔さんらしくてほっこりした。
翔ちゃんをとりまくあったかい人間関係が感じられて。
いいお誕生日が迎えられたね~。

改めて、おめでとう。

2017.02.16 / Top↑
●「戸惑いの惑星」
場所 東京グローブ座
出演須坂本昌行 長野博 井ノ原快彦

トニセン3人の舞台、戸惑いの惑星一昨日見に行ってきました。
最初素の3人からいつの間にかストーリーに持っていくいき方とか、多少戸惑いつつ見る部分があったりしたけれど、ミステリーのようなストーリーの立て方も面白かったし、何しろ歌がすごくよかった。歌唱力があるってすばらしい。そして大人な雰囲気で。
すごくよかったんだけど・・・・・

でも、あえて言えば私にはもったいなかったな。


使われる曲はアレンジしてセルフカバーのトニセンの楽曲を使っていて、めちゃ良い曲なんだけど、いかんせん私にはそこまで曲に対する知識や思い入れがないから。
みただけの感動になってしまって。これ、トニセン曲をもったききこんでいていろんな思い入れがあったら1粒で2度も3度もおいしいてきな感動だったんだろうなぁって思ってしまって。

たとえば、嵐が嵐の楽曲をセルフカバーして音楽劇に仕立てくれたりしたら、感涙ものだと思うけれど、今回残念ながら私はそこまで泣けなかった。
そこがなんとも自分に残念すぎて。

うーん、でもトニセンの舞台見たかったんだよね。自分的には面白かったし、よかったけれど、「もう涙がとまらなくって」という声を耳にしたらちょっとそこまでは味わい尽くせなかったなぁという気持ちになってしまいました。

2017.02.05 / Top↑