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米アカデミー賞が、昨日発表されて、外国語映画賞を「おくりびと」、短編アニメーション賞を「つみきの家」が受賞しました。
すごーいの一言。一映画ファンとして、とってもうれしいです。
本当におめでとうございます


まずは、「おくりびと」について
昨秋、観た時から本当にいい映画だなと感じていて、昨年劇場で観た映画の中でもダントツに良かった映画2本のうちの1本でした。

今回アカデミー賞にノミネートをされて、日本人はいい映画だと感じるけれど、アメリカ人に対してアピールするようなタイプのものなのかな?と思っていました。
それが、並みいる有力候補を抑えての受賞。
言葉はうろ覚えですが、本木さんが、関係者にヒアリングしたところでは最有力候補のイスラエル映画等に比べ、「やわらかい救いがある」という点などが評価されていたとのこと。
そして、死をテーマにしながらも、そこにユーモアをまじえながら描いていたことが評価されていたと言っていたように思います。

私も観た時、悲しみと笑いが同居していて、そのさじ加減がとてもよかったと思います。
文化が違う人に対しても伝わる普遍性があったのだと思うと、そういう表現ができたこともすごいなと思います。

また、これは朝日新聞の今朝の朝刊にあったのですが、「これまでカンヌ、ベネチア、ベルリンなどの映画祭で評価を受けてきた作品は黒沢監督をはじめ、北野武監督、宮崎駿監督など、監督の芸術的センスを全面に押し出したアート系作品が多かった」が、「今回の「おくりびと」は監督も俳優陣も国際的には無名で、そもそも映画祭狙いというよりエンターテイメント系の制作者が作った娯楽作品」で、それがこれだけの評価を得たことを評価する記事がのっていました。
私自身、昔に比べて観たいと思う日本映画が増え、面白いと感じるものも増えてきていると思うので、そういう部分が評価されたというのも、今後のことを考えても良かったなと感じます。

また、今回の受賞を機に、本木雅弘さんが、この企画を15年来温めてきて、その熱意が実ったということもいろいろ報道されています。
はじめに考え出したのがまだ20代後半、それから、少しづつ少しづつ熱意を持って進んできたというのがすごいですよね。

あと、この作品が感動を呼ぶ大きな要素として、本木雅弘さんや山崎努さんの、納棺師としての所作の美しさがあると思います。
映画化にあたり、本職の方に熱心に習われたそうですが、あの流れるような美しい所作なくしては、伝わりきれない部分も大きいと思うので、一つ一つの事柄の積み重ねの大きさを感じます。



「つみきの家」について
テレビで部分的に放送していたものしか、みていないので作品については印象でしかありませんが、あの繊細な鉛筆画は、本当に美しいですね。

こちらは、加藤久仁生監督の受賞スピーチが印象的。
関係者その他に感謝を伝えて後、最後に勤務先の会社ROBOTとかけて
「どうも、ありがとう、ミスターロボット」
会場からも、おおうけでしたね。
私も、思わず「うまーい」って思いました。
もちろん、83年の大ヒット曲、スティックスの「ミスターロボット」の歌詞なんだけど。
さすがにフレーズにのせてはいませんでしたね(爆)

狙っていたとは思うけれど、あの緊張する場面でちゃんと言えて、最後笑いをとって締めくくったスピーチ、同じ日本人として嬉しいなって思いました。

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2009.02.24 / Top↑
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