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「ノルウェイの森」みてきました。

● 「ノルウェイの森」
  監督 トラン・アン・ユン
  出演 松山ケンイチ・菊池凛子・水原希子・玉山鉄二・霧島れいか

「ノルウェイの森」公式HP

そもそもなんですが、もとは私は村上春樹さんのかなりのファンだったと思うんですが(「だった」というのは、もちろん、今でも好きで新作もほとんど読むけれど、以前ほどの熱狂的ではないという意味で)
その、作品の中にあって世間的には多分一番の代名詞のようにいわれているこの「ノルウェイの森」は、村上作品の中で私にとって一番思い入れが少ないものです。
だから、読んだのも多分発売されてすぐの時1回(ひょっとしたら、もう1回くらいは読んでる??)のみ。
おかげで、ほとんどストーリーを覚えていなくて、映画として新鮮な気持ちでみれました。

一番印象的だったのは、映像がなんてきれいなんだろうっていうこと。
ススキの野原の緑も、荒れる海も、そして昭和40年代の時代感がたっぷりの建物も室内も。
日本の自然、そして当時の風景が、外国人であるトラン・アン・ユン監督、そして撮影のマーク・リン・ピンビンの目を通すことによって湿度が抜き取られて表現されていて、その干からびてはいないけれど湿った感のない空気感(日本の土着感がないと言った方がいいのかなあ)、村上作品の空気感と通じる部分が大きかった気がして、その点だけでも、村上作品を映像化する第一段階はクリアーだった気がする。

キャラクターは、あまりに原作を忘れていたために、合っているのかあっていないのかはよくわかんないけれど(笑)ワタナベ@松山ケンイチも、直子@菊池凛子も、緑@水原希子もよかった。
特に水原さんきれいでしたね。
ただね、あの松ケンをしても、村上春樹の主人公のあの独特の雰囲気は難しいなあとはちょっと思った。
でも、映画を独立作品としてとらえると全然OKだと思うし、むしろすごく良かったと思う。
(みながら、これがニノだったら、どんなふうになりきるんだろうともちょっと思った)
玉山さんはきれいでしたね、賢くそしてプレイボーイな先輩の役なんだけど、かっこよかったわ。

そして、全然事前情報なくみて、「おお~」って思わずテンションがあがったのが、チョイ役ででていた
糸井重里さん、細野晴臣さん、高橋幸宏さん 
本当に、村上作品がメジャーになりだしてこの「ノルウェイの森」がでた、80年前後から80年代半ばまでの時代を象徴するような面々。

あと、難しいなと感じたのは、村上春樹って性的なものに対しての直接的な表現がかなり多いけれど、文体とか世界観も相まってそこにエロさが感じられないんだけど(少なくとも、私はあまり感じない)
映像にすると、その部分の表現の仕方が難しいなって思った。
やっぱりそこは小説と映像作品の違いっていうのは大きいかも。

久しぶりに、○十年ぶりに原作も読みなおしてみようかと思っています。
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2011.01.12 / Top↑
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