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今日は、午前中予定があいていることに昨日仕事帰りに気付いて、朝いちの回でみてきました。
公開になってから、ずいぶん日がたっているので、客席は余裕。
映画館で観たいと思っていたので、観に行けてよかったです。


● 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
   監督 デビッド・フィンチャー
   出演 ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット
   ★★★(私的にヒット!)


宣伝でさんざん「80歳で生まれ、赤ん坊で死ぬ」と言っていたので、実際どんなふうなんだろうと思っていましたが、特殊技術ってすごいですね。
実年齢子ども、見た目老人の頃は、顔はブラピの面影があるのに背も低いので、あれはどうしていたんだろうと不思議に思いながらみていましたが、ブラピの特殊メイクをした顔に他の役者さんの体を合成したんだそうです。


最初に技術的な話になってしまいましたが・・・。


80歳で生まれた息子を実の父はびっくりして化け物のように思い、捨ててしまいます。
でも、老人ホームの切り盛りをするクイニーに拾われて、クイニーは自分自身子どもができにくいと言われていて、人生の最後を過ごす常に死が日常にある環境の中で出会えた赤ちゃんに、希望と喜びを感じたのでしょうね。

結果、老人ホームの中で育ったことが、ベンジャミンにとっては余計なストレスにさらされずに生きられるよい環境であったと思います。

この映画の中では、このベンジャミンの特異な体質も、ピアノが得意であったり、雷に7度もあたったことがあったり、ピグミー出身で動物園で猿のオリにいれられて見せものにされたことがあったりということと並べられるひとつの個性として語られています。
とりようによってはすごく重たいものになりがちなテーマだけど、そういうスタンスが、一種明るさが感じられることにつながっているのかも。

そして、見た目老人中身は少年のベンジャミンは運命の女性、デイジーと出会い、一生を通じて繋がっていくことになります。
実年齢では5歳ほどの違いの2人ですが、出会った時は子どもと老人、でも見た目に惑わされることなく2人は心を通わせ、途中インターバルを置きながら、何度も再会します。
お互いを思う気持ちはあるものの、はじめは老人と子ども、そして片方は歳をとり、片方は若返る中で2人の見た目年齢もちょうどつりあい、そして精神的にもお互いがかえがえのない存在であることに気づき結婚、子どもも生まれるけれど、ベンジャミンは普通の父親にはなれない将来を思い、離れていきます。
そして最後、見た目は幼稚園児なのに認知症をわずらったベンジャミンはデイジーと再会し、赤ん坊として死んでいく彼は老女のデイジーに抱かれて死んでゆきます。

その時その時で付き合っていく相手からはベンジャミンはいろいろなものをもらい、そして与え充実した時をすごしていくし、そういう意味でベンジャミンの様子には卑屈さとかは感じられないんですよね。
でも、生涯を通じた付き合いとなると、やっぱり苛酷。いろいろあきらめなければいけないものもでてくる。
ともに歳を重ねるというあたりまえのことができないって、こんなにも不都合なことなのかって改めて感じます。



今回、ブラピ主演というのも、テーマとともに観たいと思った動機の一つなんですが、久しぶりにブラピのでている好きなタイプの映画が見れた気がします。

そもそも、リバーランズスルーイットで、日本ではじめてメジャーに出てきた時から好きなんですけれど・・
でも最近は、Mr&Mrsスミスやオーシャンズのシリーズ等、かっこよくてステキだけど・・面白いけれど・・、何かそれだけで終わってしまっていたものが多くて。

今回は映画の内容もよかったし、初老のブラピから(白髪のチョイ長めの髪でこれもまた、かっこいい)、現在、そして初々しい20歳前後のブラビまでを堪能できて、その点でも◎。
特に20代設定のブラビと50代近い設定のケイト・ブランシェットが再開するシーン、何かこういう設定にキュンとしてしまうのは妄想入っていそうですよね。(笑)



映画の最初、それこそ捨てられ、拾われるところから、涙があふれてはこぼれの繰り返しで、観終わって洗面所に行ったらかなり悲惨な顔になっていました。




  



 

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2009.03.18 / Top↑
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