上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
昨日、シアターコクーンでやっている「Top Girls」のマチネに行ってきました。

「Top Girls」
at BUNKAMURAシアターコクーン
作 キャリル・チャーチル
演出 鈴木裕美
出演 寺島しのぶ・小泉今日子・渡辺えり・鈴木杏・池谷のぶえ・神野三鈴・麻実れい


7人の女優達の競演で、キャリアウーマンのマーリーンを中心に時空を超え様々な女性たちが終結してくりひろげられるガールズトーク満載の舞台です。

寺島しのぶさん、渡辺えりさん、小泉今日子さん、麻実れいさん・・・・もうメンバーをみただけでワクワクするキャスティングだなと思っていたのですが、とっても面白かったです。

舞台はまず、キャリアウーマンのマーリーンの昇進祝いのパーティに古今東西時空をこえて色んな女性たちが集まってそれぞれの身の上をいろいろしゃべりあうガールズトークに場面(マーリーンの夢想)からはじまるんですが、まずこの部分がスゴイいンパクト。
集まる面々が、イザベラ・バード(麻実れい)は19世紀の旅行家、二条(小泉今日子)は鎌倉中期の後深草院の側室、法王ヨハンナ(神野三鈴)は9世紀の男装してローマ法王になったとされる女性、忍耐強きグリゼルダ、ボッカチオの「デカメロン」の登場する従順で貞淑な妻。そ、ブリューゲルの「悪女フリート」の絵に、鉄兜にエプロン姿で侵略者や悪魔に立ち向かう姿で描かれるフリート(渡辺えり)
彼女達が、思い思いに、自分の人生のいろいろを自慢したりちょっと感傷にひたったり嘆いたりと喋りあう。
それぞれがみんな自分のことを喋りたくて一見対話のように見えて、全然相手の言うこときいてなかったり、かと思うと思わずぬつっこみをいれあってみたり・・・。
会話の内容も、会話の様子も「ある、ある・・・(笑)」って言いたくなる場面のオンパレード。

そして、その後はマーリーンの現実にもどり、オフィスでの場面、マーリーンの姉の家での場面が交互に展開されるけれど、ここでも本当に色んなタイプの女性がでてきて、「いるいる・・こういう人!」「あるある・・こういう会話」のオンパレードに笑いながら、様々な女性の人生に出会えます。

そして、ここに登場する女性達、男性をものともせずキャリアアップしていくマーリーンをはじめ、それとは対照的な姉のジョイス、マーリーンを盲目的に崇拝する姪のアンジーも、マーリーンの同僚の女性達も、マーリーンの勤める人材派遣会社に面接にくる女性たち等々もみな、何かしらと闘いながら生きている。
それは、男性中心の社会であったり、「女はこうあるべき」っていう社会の風習、慣習であったり、暴力的な夫や恋人であったり、女性同士であったりと様々なんだけど、それぞれに時に傷つき凹みながらも闘い生きている様子が、胸にきます。

この脚本がかかれたのは、今から30年近く前、ちょうどサッチャーさんがイギリスの保守党党首、英国首相になった頃だそうですが、当時のこういった問題意識が30年たった今もそんなに古く感じず共感できることが、はたしてどうなんだろうって思います。もちろんいろんな環境は変わったとはいえ、本質的な部分はかわらないものなのか。これは、見る年代によっても、感じ方はちがってくるんでしょうか。

そして、最初に登場する歴史上の人物と、だぶらせた部分の多い現実世界のキャスティングも面白いです。

出演者の方はみなさん、見ごたえがありました。
麻実れいさんは、私はお芝居を見るのははじめてだったんですが、さすがの存在感。特にマーリーンの姉のジョイス役の時はすばらしかったです。
あと渡辺えりさんは、やっぱり見せる、声も通るしね、存在感すごいです。
小泉今日子さんは、かわいいですね。(45とはホントに思えない)どの役も男に翻弄されて流されつつも、生き抜いている感じの役ですが、すごくはまっていた感じがします。
寺島しのぶさんをはじめ、他の方たちも見ごたえがありました。

24日まで続きます。
関連記事
スポンサーサイト
2011.04.07 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://tarutaru19.blog16.fc2.com/tb.php/1454-203b4c49

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。