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5月4日(月)、J-WAVEでオンエアされた「Art of Wods ~櫻井翔の人間失格」についてです。

まず最初に、翔くん、J-WAVEのスタッフの皆様、猪瀬直樹さん、すごく中身の濃い番組をありがとうございました!

私自身は、太宰って教科書の「走れメロス」しか読んだことがなく、暗く重いイメージがあって何か読む気がしなくて名前は知っていても近づかずにいた感じがあったのですが、今回の番組で翔くんの声で聴けたこと、猪瀬さんと翔くんの対談で太宰の人となりにちょこっと触れることができたことで、「人間失格」自分でも読んでみようかなっていう気になりました。


あと、途中で翔くんの言葉に対する考え方の一端として、RAPに対する考え方、リリックの書き方についての話などがきけたことも嬉しかったです。

音楽の入れ方も選曲も,さすがJ-WAVE良かったなって思います。


そして、今回の企画、映像がないことで逆に世界の広がりが感じられて、ラジオならではの面白い企画だったなって思います。


この企画、不定期でよいので続いてくれたらいいたと思います。
古典でも、翻訳ものでもいいなと思います。


というわけで、全体の流れを追いながら、ちょこっと感想を。
長いので、途中までとりあえずいきたいと思います。






まず、番組は太宰治が眠る三鷹市禅林寺を櫻井翔がお参りに訪れたところのロケからはじまります。
(ここはZEROで映像で流していましたね この時ことについてはコチラ→)

そして、
「あらためまして、こんばんわ、櫻井翔です。
人間は言葉をあやつり、言葉は人間を動かします。
僕自身、嵐のメンバーとして音楽活動だけではなく、テレビの司会、ニュース番組のjキャスター、ドラマに映画、そしてラジオ、様々な仕事でいろいろな言葉を使います。何かが伝わったと確信した時の達成感、何も伝わらなっかったんじゃないかと思った時の不安、元気づけられましたと反応があった時のうれしさ、人を傷つけてしまったんじゃないかと思った時の悲しさ、くやしさ、言葉は本当に大きな力を持っています。」
という翔くんの言葉から番組はスタートし、番組の構成についての説明。
今回朗読する人間失格は原文のままではなく、現代風にアレンジを加えて、ダイジェストにしたものなんですね。
(基本、翔くんは、朗読者であり、番組のナビゲーターであり、インタビュアーなんですが、ところどころにこんなふうに翔くん自身のあらわれる言葉が混じります)


私は「人間失格」の原作を呼んだことがないので、「人間失格」の内容について触れているところは今回の朗読劇からの引用またはそれをきいての印象で書いていますので、ご了解ください。


そして最初は「人間失格」のはしがき
3枚の葉蔵の写真、10歳くらい、高等学校か大学くらい、そして年齢不詳のものの描写から・・


次に「第一の手記」
「恥の多い生涯をおくってきました・・・・」からはじまります。
幸福のイメージが世間と食い違っていると感じる不安、そして、道化をよそおい自分を偽ってみせて生きて、そのことは孤独のニオイを感じさせることとなり、それを本能によって感じるとる女性たちからつけこまれる人生になったと・・・


猪瀬さんとの対談
「作家太宰治の魅力を作家という立場から」猪瀬さんが語ります。
太宰はとっても、あまのじゃく右といったら左、左といったら右というような人であったこと、
太宰は自殺未遂を4回やっていて、自殺未遂をしてはそれを題材にして売れる小説を書こうとして、自らの命を削りながら書いている、そういう強さがあるということ。
そして、原体験としての芥川龍之介に対するあこがれ。
小説家としても、見た目的にも、10代の太宰にとって芥川はあこがれの人でありました。
そして、太宰が10代の頃に自殺、自殺の理由「漠然たる不安」、それが一番かっこいい生き方であるように太宰の中には刷り込まれてしまったとのこと。
(うーん、太宰って少年ぽいあやうさをずっとひきずりながら大人になってしまったのでしょうね。なんか、妙に短絡的っぽい部分も感じられて、親近感もわくけど、でもちょっとどうかなあ・・でもそういうものをまるごとかかえているからこそ書けるものがあるんでしょうね)


「第2の手記」
中学時代から心中事件まで。
中学の同級生で、自分がとるにたりぬ存在とみなしていたタケイチから、道化を演じていること見抜かれ、そのことをみなにしゃべられてしまうのではないかという不安にさいなまれ、タイイチにこびる。
そして、タケイチが「おまえはきっと女にほれられる」「おまえはきっとえらい絵描きになるよ」と予言する。
そして、父の命で東京の高等学校へ進学。
でも美術への夢をあきらめきれず、高校そっちのけで画塾にかよいだし、そこで悪友ホリキとであう。
ホリキは都会の与太者、かつ自分にとっての便利な男で、お互いに軽蔑しあいかつ依存しあいながらどんどん自堕落な生活へとおちていく。
そして、銀座のカフェの女給ツネコと出会い、二人で鎌倉の海に飛び込み心中するも、自分だけが助かる。



ここで、ちょっとブレイク。
翔くんの自分の話。
翔くんは言います。
「RAPの魅力は音や言葉を紡いで作る言葉の芸術、メッセージが直に伝わりやすいのが魅力である」と

ふだん、嵐のRAPのリリックを書く時には2パターンあるとか。
もともと、歌詞ができあがっているところの間をうめるようにRAP詞を書いていくわけですが、
歌の世界観に合わせていくパターンと、
嵐からのメッセージとして、あえて歌の世界観からドンと離れて自分達に引きつけて書くパターンと。

あと、「きれいな比喩を使いたい」とも言っていました。
たとえば嵐を「貪欲な若葉」と表現している詞があって、応援してくれるファンが日の光で、まだまだ青二才の自分たち嵐がそれによって育てられていくと。
「きれいな比喩」というのは、「いろいろなとらえ方をしてもらえる表現方法でもある」と。

RAP特有の韻を踏むことについて。
以前は単語単位で韻をふんでいたのが、ここ3~4年はそれに加え、単語の中でもまた韻を踏むことができるようになってきたとのこと、それによってまた新しいリズムが作れるようになってきたとのことでした。
そして、「Hip Pop Boogie」の最初の部分をとりあげて解説してくれていました。

(翔くんのリリックの書き方とかがわかって、すごく面白かったけれど・・今まですごく感覚的にしか聞いていなかったので、っていうか・・声と歌い方と顔をみちゃっている・・・ああそうなんだって思いました。アバウトでごめんね。
今度、もう一度RAP入りもの、そういう視点で聴き直してみようって思ったヨ)


朗読とそれ以外の時、全然声のトーンが違っていて、朗読以外の時はいつものさわやかな翔くん。
そして朗読の時は、もっと押さえたトーン。
声については、朗読の後半部分でより感じることが多かったので、次回後半でたくさん書きたいと思います。

読んでいただい方、ありがとうございました。


櫻井翔の人間失格 その2

櫻井翔の人間失格 その3

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2009.05.08 / Top↑
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