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カンヌのコンペティション部門に公式選出されたことでも、話題になっていた「藁の楯」みてきました。

●「藁の楯」
原作 木内一裕
監督 三池崇史
出演 大沢たかお 松嶋菜々子 岸谷五朗 伊武雅刀 永山絢斗 本田博太郎 余貴美子 藤原竜也 山崎努

すごく重いテーマなんだけど、でもすごく刺激的で面白かった。

テーマは、少女暴行殺人を繰り返す、はっきりいって病的な「人間のくず」ともいうべき犯人に対して遺族から殺したら10億という懸賞がかけられて、全国民がその犯人に対する欲と嫌悪とにかられて命をねらうなか、法治国家として裁判を受けさせるために福岡から東京まで移送する話。

裁判員裁判にかけられれば、間違いなく死刑になりそうな、卑劣な犯罪をおかしさらには全くの反省もみえない。
つかまっても、万が一また社会に出れば再犯をくりかえしそうな人間、
それを、なぜ命をはって守り護送しなければならないのか、
そのために殺された刑事、警察関係者、巻き込まれた一般人、欲に駆られて殺人をおかそうとする人々、
どう考えても理不尽だけれど、でもだからといってリンチ(私刑)にすることが正解かといわれれば、やはりうやむやに感情のまま殺されるのではなく、法に則り犯した罪をつまびらかにした上で、処するべきだとは思う。
でも、あるべき理性と、どうしても沸き起こる感情はどうしたらいいのか・・・

大沢たかおさん、こういう甘さのない役はまってますよね。

そして、最後まで最悪なくずを演じきった藤原竜也くん、
ここがぶれずに最後まで変質者だったことが、すごく生きた話だった。


そして、出典は忘れてしまったのですが、カンヌに絡んだ記事でこの映画のことを「重い話題、芸術性などが、うまくエンタテイメントし昇華されている」っていうようなことが書かれていたのですが、確かにそれはすごく感じた。

ものすごく行き場のないような重いテーマだけれど、
誰が裏切り者で、蜷川サイトに位置を教えてるんだろうとか、
次々に輸送手段を変えざるを得ない状況だったり、
まわり、だれが敵だかが見えない状態とか、
ハリウッドばりの薬品をつんだトラックがつっこんで炎上するシーンとか

重たい話題だけど、あのスピード感があるから、面白く見ることができたのかなって思った。


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2013.05.30 / Top↑
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