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みたいなという気持ちはずっとあったのですが、何となくタイミングを逸していて、でもさすがに早く観に行かないと終わってしまわないか心配で、午前中に観にいってきました。
4月18日公開のものなので、もう公開になって1ヶ月以上たっている平日の午前中ですが(まあ、レディースデーですけれど)そこそこ人が入っていました。
まあ、そこそことはいっても、予告編が始まっている時間にいって十分にまともな席でみれましたけれど。


というわけで、本編の話を
 
  ● 「スラムドッグミリオネア」 
     
     監督 ダニー・ボイル  
          出演 デーブ・バテール(ジャマール役)、フリーダ・ビント(ラティカ役)、
         マドゥル・ミッタル(サリーム役)、アニル・カブール(クイズ・ミリオネアMC役)
         イルファーン・カーン(警部役)
               ★★★(何よりも、インドムンバイのエネルギー、パワーがすごい。ストーリーも面白かった。人間ドラマでもあり、ラブストーリーでもありです) 



ストーリーは、インドムンバイのスラム街で育った無学の青年ジャマールが、人気番組インド版クイズ・ミリオネアに出演し、次々にクイズに正解し、あと最後の1問というところまでこぎつける。そして、翌日その最後のクイズが行われる前に、無学の青年がなぜ答えられたのかインチキをしているのではと疑いをかけられ、警察に連行される。そこで、なぜジャマールが正解できたのか」という警察の取り調べにこたえるため、ジャマールが警部に彼の人生を語ることになる。
そもそもジャマールがこのクイズ番組にでた目的は何だったのか。
最後、賞金を手にすることができるのか。


この映画のメインは、彼がそれぞれのクイズの答えをなぜ知っていたかという問いに答えていく形で語るジャマールの人生にあります。

舞台はインドムンバイのスラム。すごいです。
きれいずきのチマチマした日本人の意識のレベルをはるかに超えた感じ。
人の多さも、ゴミだらけの汚さも、そしてその中で守ってくれるのは自分だけ、生き残っていくために無我夢中で走り続ける主人公達のエネルギーが。

生きていくためには何でもありの世界です。
盗み、詐欺はもちろん、観光客をだますのなんてお手のもの。場合によっては殺人だって。

そこに、変な躊躇や、感傷がないんですよね。とっても乾いた感覚。
だって、そうやって自分たちの身は自分たちで守っていかなければ、餓死したり、搾取されて働かされてリ、下手したら殺されたりっていうことになっていくのですから。
(これをみていて、インドなどの観光地で観光客に子どもたバーッと群がって、チップをねだったり、不用意にものをおいてあったりすると根こそぎ持っていかれたりということが、彼らにとっては生きていくための手段でしかないんだろうなということがよくわかります。)

また、途中孤児たちを捕まえて、非人道的手段で搾取する大人達もでてきます。
すばしこい度胸のいいのは観光客相手に稼がせたり恐喝的なことをやらせたりし、歌のうまい子は目をわざとつぶし盲目の歌手にして稼がせたり(盲目の方が同情をひくから倍稼げるらしい)、女の子はダンサーや娼婦として稼がせたり。
(ちょっと、目を疑うような光景もあったりしますが、貧しい、守ってくれる親がいないというのはこういう現実とも向き合っていかなければならないんだとも感じ、いたたまれない気持ちもします)

そして、そういった生活の中で兄のサリームは金と権力にとりつかれていくのに対して、ジャマールは金にとりこまれることなく、心の中であこがれ、愛を求め続けていきます。そして同じような境遇の中、助けあって暮らしていた少女ラティカに対する愛を貫いていくきます。

過酷な状況をクリアーしていった先に、ラストの駅の場面があって、見終わった後の満足感と幸せにつながっていく気がします。



アカデミー賞では、最優秀主題歌賞、音楽賞もとっていますが、音楽とってもいいです。
まあ、インドっぽい感じはするんですが、何か焦燥感、疾走感、を感じさせる音楽で画面や、ストーリーから受ける印象とマッチしている感じです。


 


今年度の第81回アカデミー賞は、以下の8部門を受賞しています。

最優秀作品賞
最優秀監督賞(ダニー・ボイル)
最優秀主題歌賞-「Jai Ho」-
最優秀作曲賞
最優秀編集賞
最優秀録音賞
最優秀撮影賞
最優秀脚色賞





最後に私ごとのおまけ。
タージマハールの場面で、「おおっ、翔くんが行ったって言っていたよね」と思わず思いだしてしまいました。

あと、私はみのさんのクイズミリオネアは1回か2回かくらいしかみたことがないのですが、みのさんは踊りませんよね??
インド版のMCはちょっとステップふんだりして・・
ザ・クイズショウのMC kamiyamaのあのいっちゃているダンスはここからも着想している??って思ってしまいました。










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2009.05.27 / Top↑
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