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映画館で予告でみて、前々から、見たいと思っていた「チョコレートドーナツ」見てきました。

●「チョコレートドーナツ」
監督 トラビス・ファイン
出演 アラン・カミング  ギャレット・ディラハント  アイザック・レイバ

公式サイト

すごく、心に苦く、でも温かさとある種の清々しさ?を感じる映画でした。

1980年頃のアメリカを舞台に、ゲイのカップルが、薬物中毒の母親から育児放棄されていたダウン症の少年を引き取り、家族となりその後様々な偏見の中で引き裂かれていく様子を描いています。

苦々しいのは、時代背景とアメリカという国だからということもあるのだろうけれど、ゲイに対しての「排除ありき」な対応をとり続ける良識の仮面をかぶった人たちと戦う様子にやりきれなさを感じるから。

日本の方がもともと、ゲイとかに対して比較的許容できる背景もあるのではないかと思うし、私自身はあまりつきつめてイメージしない(笑)せいもあるけれど、映画の中の養護学校先生が、良い親でいてくれるならばその保護者の関係性については特に詮索して考えないというのと同じ気持ち。
でも、宗教観が背景にあるから、同性愛に対する偏見と嫌悪は想像以上のものがあるのだろうなと思う。
その中で、自分たちが誠実に行っていることを、色眼鏡を持ってえて評価されて、いらぬ詮索を色々受け、差別されることに立ち向かっていく様子に、やりきれない苦しさを感じる。

でも、その中で、放置されているダウン症の少年をほっておけず家族となっていく彼らの様子が、節度をもって愛情深く本当に温かな気持になる。
そして、いろいろな事情を考えれば、ゲイであることも隠して生活していく方がある意味楽なのに、自分達に素直にカミングアウトして、少年と暮らすためにあがいて戦っていく姿勢にある種の清々しささえ感じられる。

主人公のルディが歌手志望で、劇中歌われていく歌が、歌詞がその時の心情にリンクしたものになっていて、素晴らしい。

最後の結末が、悲しいんだけど、それ以上に無力感を感じる。
あの手紙をうけとった裁判関係者は、一体何を思うんだろう。
それでも、仕方がないこととフタをしていく人たちは多いのだろうなと感じる。



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2014.05.17 / Top↑
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