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ずっと以前公開になっていた時(どんだけ昔?笑)も気になっていたけれど、結局行かず、以前テレビでやっていた時もやっているって気になったけど、ちょっと最初の部分をみて、なんか用事があったりして結局見ず。
たまたま子どもがDVDを借りてきていて、ようやく3度めの正直でちゃんときちんと見ました。

●「ブリキの太鼓」
監督 フォルカー・シュレンドルフ
原作 ギュンター・グラス
出演 ダーフィト・ベンネント マリオ・アドルフ アンゲラ・ヴィンクラー ダニエル・オリブリフスキ カタリーナ・タールバッハ

3歳で成長をやめたオスカルは、大人になることを拒否した存在で、彼をとりまく家族、そしてドイツ人、カシュバル人、ポーランド人、ユダヤ人が入り交じる自由都市ダンツィヒがどんどんナチス化していき、そして敗戦を迎える様子を、第3者的視点で見続け、自らが遠因となり庇護者である母、父、伯父(母のいとこで愛人で、ひょっとしたらオスカルの実の父親)がすべて死ぬ中で、21歳にして再び成長を開始するところで終わっている。(原作はその後も続くようですが)

オスカルがすごく異質で異物な存在。
姿は子どもだけれど、実は周囲のいろいろなことを理解していて、それでいて子ども的自己中心的なわがままと容赦のなさで、別次元で自分を保っている。

何事にも動じないすべて彼女のスカートの下に受け入れる祖母と、小市民的な父、母、伯父、そして異能なオスカル。
街は、ナチスの配下になるし、彼自身もいっときナチスの慰問芸人のようになるけれど、彼自身は精神的にはどこにも属さない。

なんか感情移入がどこにもしにくいけれど、みているといろいろな現実をつきつけられるそんな感じがする作品でした。
繰り返し転換点となる場面で使われる音がとても印象的。
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2015.08.22 / Top↑
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