RED
田中哲司さんと小栗くんの2人芝居、「RED」を見てきました。

●「RED」
場所    新国立小劇場
作      ジョン・ローガン
翻訳・演出 小川絵梨子
出演    田中哲司 小栗旬

ふだん事前に、舞台はあまり予習をしていかない人なのですが、たまたま一緒に行った友達とちょっと始まる前に時間があって、ネットでちょこちょこって調べました。
まぁ、短時間のことなので、今回のテーマとなっている画家マーク・ロスコの創作エピソードをちょっと調べ、今回のテーマとなっているシーグラム壁画の画像を見たくらいでは有りますが。
でも、私はマーク・ロスコを知らなかったし、このちょっとした知識だけでもすごく話が入りやすかったので、今回は予備知識が多少なりともあって正解でした。

2人芝居すごく良かった、ほぼ、ずっとしゃべり通しのセリフ劇で、内容も結構集中してないと迷子になりそうな部分もあるので気が抜けないが、そういう緊張部分とものすごい勢いで食べながらしゃべるとことか、2人でダイナミックに大きなキャンバスに下塗りをするところとか、緩急変化もありすごく密な1時間半だった。

絵画史の中での自分の立ち位置、鑑賞者との関係、自分の作品とどう向き合って欲しいかの思い、そういったすごく人間臭いロスコ(田中哲司)が感じられる。
そして、一方での弟子のKEN(小栗旬)のロスコに相対する思いや気持ち、ロスコにいろいろな角度から刺激を与えていきそこからさらにロスコワールドが展開していく。

それだけでなく、絵画史の流れの中での彼らの気持ち、前にあるものを乗り越えて創造していくエネルギー、そして後に続くものに取って代わられる気持ち等を実感として見れたのも面白かった。

最後のKENを解雇する場面で、ロスコがすごく屈折した様子ながらも「外の世界にいくべきだ」というところで涙がでて来た。

日本では、千葉の川村美術館で、このシーグラム壁画が見れるようで、ぜひぜひ見に行ってみたいと思った。
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2015.09.03 / Top↑
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