上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
今日、初日を迎えた「母と暮らせば」 舞台挨拶のライブビューイングと一緒に本編見てきました。

舞台挨拶は、登壇は山田洋次監督、吉永小百合さん、ニノ、黒木華ちゃん
(初回は、浅野忠信さんもいらしたようですね)


そして、映画のこと。

●「母と暮らせば」
監督・脚本 山田洋次
音楽     坂本龍一
出演     吉永小百合 二宮和也 黒木華 浅野忠信 加藤健一 他



もうね、なんか涙がとまらなくって、かなり泣きました。

そして、ファンタジー映画だった。戦争は扱っているけれど、戦争映画というより家族の物語なのかなぁ。


まだ、初日なので、ネタバレをチラチラしてしまっても申し訳ないので、 たたみます。


いろいろ感じたこと、言いたいこと、突っ込みたいこと 色々な気持ちも満載で、涙もとまらずの映画でした。

まず、感じたことは すごく舞台のお芝居のような映画だった。
特に、ニノと吉永さんの場面はそういう印象が強かった。

そして、息子の亡霊が現れるというファンタジー設定の作品なのだけど、何よりも吉永さんの存在そのものがファンタジー、そういう印象が強かった。吉永さんはもちろん日本を代表する女優さんではあるけれど、寡聞にして彼女の作品に真正面から向き合う経験があまり記憶になくて。だから、今回吉永さんをガッツリ見させていただく良い機会であったわけですが、ものすごく生活感が無い方だなぁというのが一番の印象。ニノともね、すごくお母さんで心情はすごく伝わるんだけど、並べた時に母と息子っていうのとなんかチョット違う違和感がある。たとえばこの役が、風吹ジュンさんだったらどうなんだろうと思うわけです。風吹さんだと、現実感を帯びて感じられるかもしれないけれど、でも山田監督がここであえて吉永さんを当てたというのは、まるである種妖精さんのような(笑)彼女の存在感が、すごく母子のピュアな部分だけを抽出しているようで、ラストの部分も悲しいはずなのにすごく温かな感じすらするのは、そのファンタジーな存在感故なのかなと思ったりしたわけです。

ニノは、すごく良かった。浩二くんってすごくおしゃべりなんですよね。すごく態度が日常で(その淡々とした温かな様子はは、ニノのすごく持ち味で)、母子の会話も悲惨さというより、日常性であったり温かさであったり軽妙さであったりを感じて、だからこそそれが一瞬にして奪われて今ここで繰り広げられる会話が、生きている現実のものでないことに、悲しさやりきれなさを感じる。

そして黒木華ちゃんは、吉永さんのファンタジー感に比べて、本当にある種現実的な存在感で、だからこそ彼女はこれからを選んで生きていくんだなということに説得力を感じる。

最後、町子さんが婚約を決めて挨拶に来て、そして浩二が母を迎えに来るシーン、そして隣のおばさんと上海のおじさんに、お母さんが発見されるシーン、すごく悲しいんだけどちゃんと町子さんを送り出してもうお母さんはすべての後始末をすませて、もうこの世にたいする未練は何もなくて幸せなきもちで行けたのだと思う。
隣のおばさんは、「1人で」って泣いていて、客観的にはそうだけどね。


見終わって、ただただ泣いた映画ではなくて、ざらっとしたものや、いろいろに考えるネタを多く含んだもので心に残る作品でした。

この作品にニノを起用してくださった山田監督に、そして吉永さんとの共演経験を得られたことに感謝という気持ちです。


関連記事
スポンサーサイト
2015.12.13 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://tarutaru19.blog16.fc2.com/tb.php/2498-7a8a89a0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。