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息子から勧められて 「この世界の片隅に」を見てきました。

●「この世界の片隅に」
原作 こうの史代
監督・脚本 片淵須直
声  のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾見美詞 他

公式サイト

ジャンルでいえば、戦時を描いた映画ではあるのですけれど、戦中、戦後の地方都市で生きる普通の女性の、それも主体的にというよりはどちらかというとのんびりと流される部分も多い女性の、ほのぼのと笑いもありつつ、当時の大変な状況の中を淡々と日々生活していく姿を描いている。

この描き方がよいのですね。主人公のすずは、画がうまくて自分の空想の世界に入り込むと周囲を忘れてしまうほどにマイペースで、結婚も先方から望まれるままあれよあれよというままに知らない土地に嫁ぎ、そこで自分なりに精一杯に家のことをし周囲になじもうとして生きていく。不発弾で一緒にいた姪と右手を失い、傷つき落ち込むけれどそれでも日々働き生きていく。その中で、夫との間に気持ちが通い始め、婚家に自分の居場所をみつけ、被爆した妹に心を砕き生きていく。
結構大変なことはおこっているけれど、声高にドラマチックに描くのではなく、日々の中のできごととして描かれていく。
そして主人公も、ほんとにボケボケで、思わず笑ってしまうようなこともあるけれど、でもすごく柔らかくてあったかくて芯がある。

すべてが愛おしくなるような世界です。
そして、そういう愛おしくなるような日常が壊されていくのも戦争なんだなということを改めて実感させられます。

主人公の声は、のんさんだけど、これははまり役。

そして、この映画は、そんなに大きな資本が入って作られたわけではなくどちらかというと口コミで広がってロングランになっている感じですが、こういう映画がちゃんと認められてたくさんの人がみてロングランになっていることが嬉しいことだなと感じました。

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2017.01.04 / Top↑
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