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「優しすぎるって、なんて生きにくいんだろう」
なんか、哀しすぎて静かな涙がずっと止まらなかったスマイル第10話です。
裁判も後半戦。裁判員制度もはじまりましたが、実際に裁判員になったらこういう場面にも立ち会っていかなければならないんだと、いろいろ感じさせられることも多い9話、10話です。


今回は、林(小栗旬)の実の母親(キムラ緑子)の証言から。
その話の中で、林が父親の虐待を受けて育ったこと、母親も夫からDVに耐えかねて息子を置いて離婚したこと、そして事件の直前林が母親に電話をかけ、母親はその電話を拒否したことで自分自身を責めていることも明らかに。そして一言
「息子を殺さないでほしかった」

ビト(松本潤)は優しいからつらいんですよね。自分のことを責めちゃう。
そして、母親と別れる時に絵を描いたというエピソードにも象徴されるように、林が単に自分をおびやかす絶対的な怖い存在から、自分と同じように、まわりから受け入れられない哀しさやさびしさをかかえていた人間だということがわかってしまうんですよね。
だから、母親の前で自分を守るために林を悪く言いきれなかったりする。
優しすぎるよね、本当に。

一馬弁護士(中井貴一)の最終弁論は、感動的です。
裁判員達に向かって、花ちゃん(新垣結衣)の例もひきながら、偏見と差別について語りかけ、寛大な処置を願います。

そして、裁判員達は最終評議に。
まずは、全員一致で有罪を選択。
そして、量刑についての議論にはいるのですが、再犯だということがすごく大きいんですね(これだって冤罪なんだけれど・・証拠もない状態だからどうしようもない)

まあ、いろいろな立場にたつ人がそれぞれの意見を述べていくわけですが、実際もこんなふうになるのかなとも思います。
その中で、印象に残ったのが忍成修吾さん演じる若手商社マンの意見。
「人間の真実は、行動がすべてである。今回のすべては、過去の事件を本当に反省しているならば、断ち切らなければいけなかった昔の仲間とのつきあいを再開したことに原因がある」(まあ、おおよそこんな内容で・・)
林を恐れる気持ち、でもどこかでかつて自分を唯一受け入れてくれた林を完全に切れない気持ち、そういうのがあるから林につけこまれたわけですよね。
自分の身を守るためなら絶対に林と1対1でいてはいけなかったのに。
だから、この意見は正論。でも、人間はそうは強くきちっとは生きられないものだから、いろいろなトラブルにまきこまれたりしていくんですよね。

結果、判決は死刑(裁判員4人+裁判官1人が死刑を選択、裁判員2人+裁判官2人が死刑回避)

控訴をして、一馬弁護士をはじめみなビトを助けるために動きはじめます。
そして、死刑回避にはどうしても必要な過去の冤罪を証明するために動きます。
そして、その過程でビトを目の敵にしている古瀬刑事(北見敏之)も過去に扱った外国人犯罪が原因で心に傷を負い頑なになっていることも明らかに。


そして一生懸命動く周囲とは裏腹に、ビト自身は林を殺してしまったという事実に苦しみ、控訴をとりさげ自分自身の死をもって罪を償っていこうと考えに傾いていきます。

あの2015年の場面は、死刑を待っている状態のようなんですけれど・・どうなっていくんでしょうか。


来週は、最終回。

哀しいし重いんだけれど、少しづつスマイルの世界に感情移入できるようになってきたところで・・最後どうなってしまうのかな。
死刑を前にあまりにも、つきぬけてしまっているビトのスマイルがどうなっていってしまうのか。
来週もどっぷり疲れそうですが、こうなったらとことんつきあいますよ。潤くん!
撮影頑張ってくださいね。




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2009.06.20 / Top↑
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