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悩む力 (集英社新書 444C)
姜 尚中
集英社

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  ● 「悩む力」 姜尚中  集英社新書


去年の5月に出た本ですが、しばらくの間書店の売り上げランクの上位でよくみていたように思います。
著者の姜尚中さんは、よくテレビで、特に北朝鮮問題などでコメンテーターとしておみかけします。
政治学を専門とされている著者ですが、これは哲学的というか、生き方について書かれた本です。
そして読んでみて、すごく示唆にとんだ本でした。随所に、心にひびく文がちりばめられている、そういう印象の本でした。
内容は、著者が尊敬し敬愛している夏目漱石とマックス・ウェーバーの著作に対する著者なりの解釈をまじえながら、2人が描こうとした現代にも通じる考え方などをとりあげています。

もちろん、「何でも知っている博学な人」はすばらしいと思います。けれども、私は本来的には、「物知り」「情報通」であることと、「知性」とは別物だと思います。「know」と「think」は違うのです。「information」と「intelligence」は同じではないのです。
(本文67ページより)

私は、「人はなぜ働かなければならないか」という問いの答えは、「他者からのアテンション」そして「他者へのアテンション」だと言いたいと思います。それを抜きにして、働くことの意味はありえないと思います。その仕事が彼にとってやり甲斐があるものなのかとか、彼の夢を実現するものなのかといったことは次の段階の話です。
そして、もう一つ言えば、このアテンションという「承認のまなざし」は家族ではなく、社会的な他者から与えらる必要があるのだろうと思います。(本文123ページより)

他にも、愛、宗教、金、死、老い等そして、私とは何か、自我とは何かなどについて語っています。そっかーって思ったところ、ヘーって思ったところ、他にもたくさんあったのですが、部分的には抜きにくいので、上記にぬいたのは、その一部。
何よりも、なるべく平易な言葉を使って書かれているので、わかりやすい、読みやすいことが何よりでした。





 

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2009.07.18 / Top↑
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