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「見知らぬ乗客」観劇してきました。
ニノをあれだけ間近で見れたことはもちろん大興奮なのですが、それ以上に舞台が本当にすばらしくて、こんなすてきな舞台が観れたことに感謝したい気持ちで一杯です。とっても面白かったですよ。
以下、内容にふれたものになりますので、ご注意ください。
この後観劇の予定がある方は、私はあまり情報なしてごらんになった方がより楽しめるのではないかと思います。

あのね、もう舞台の世界に引きこまれてしまって3時間弱の公演時間が本当にあっという間でした。はじめの一言、二言こそはニノ、あまり声がでていない?(ニノの舞台ってはじめてだったので・・舞台って、映像の演技とはちょっと違いますよね)ってちょっと思ったのですが、ホントにその一瞬だけですね。ブルーノは本当に饒舌なのですが、滑舌もどんどんよくなり声もどんどんハリと艶が増していって。
ニノもパンフレットで「開演5分、観る人を作品世界に引きずり込めるかどうか」って書いていますけれど、5分たたないうちに、もうブルーノとガイの世界に引きずり込まれていた感じです。

ストーリーは、主人公ブルーノ(二宮和也)が電車で出会った建築家のガイ(内田滋)に交換殺人をもちかけ、ガイははじめは本気にしないものの、実際ブルーノによって自分が離婚しようとしていた妻ミリアム(岡田さやか)が殺されると、ブルーノから代償としての殺人(ブルーノの父を殺すこと)を迫られ追い詰められていく。というものですね。そして、ストーリーでは、ブルーノと母エルシー(秋吉久美子)との濃密な母子愛がまた重要なポイントになっています。

ブルーノの狂気に追いつめられていくガイの異常な心理状態と崩壊、それがみどころなのかなと初めは思いながらみていたのですが、それ以上に、狂気のブルーノに本当に惹きつけられるのです。
ニノ演じるブルーノはアル中で、まっとうな人生を歩んでいたガイと列車で偶然出会い、ガイを自分の狂気の中に強引に巻き込んでいきます。普通に考えたら、嫌な奴のはずなんですが、でも哀しくて仕方がない。
まるで、恋人のような母との関係、でもこれも母の偏愛のある種犠牲だったりもして。
そして、交換殺人という関係を通して、ガイにゆるぎない共犯関係、共感関係を求めていってしまうブルーノと、それに対して強い嫌悪を抱きながらも、あまりにも強い嫌悪がその裏返しの依存や愛をも内包しているガイと。
そういう人間関係しか結べないブルーノの弱さと未成熟さと絶望・・といったいろいろな感情をニノが本当に鬼気迫る感じで表現していて、魂を奪われてしまうような感じです。

まわりの役者さん達も、内田さん、秋吉さん、パクさん、宮光さんとみなさん力がある方たちなんですよね。
舞台って、力量差がこわいくらいみえてしまったりすると思うのですが、内田さんとのやり取りをはじめ、足し算ではなく掛け算でそのパワーが感じられるのはみなさんが充実していらっしゃるからだろうなって思います。

内田さん、前に蜷川さん演出の「間違いの喜劇」のDVDを見たことがあって、この人お上手だなって思っていたのですが、今回も良かったなって思います。

秋吉さん演じる母親のエルシーは、モンローのように肉感的で魅力にあふれていて、それでいて、自分勝手な部分もあったりするのですが、その妖艶さとかわいらしさが本当にでていましたね。ニノとの一線をこえないぎりぎりの母子愛に、ちょっとうっとりしたりドキドキしたり。

場面転換の多いストーリーなのですが、巨大なお盆を3or4分割しそれをぐるぐる回転させることによって、次々と場面転換されていって(言葉で表現はむずかしい)・・あのセットによってでてくる動きの面白さっていうのもあるのかなって思います。


最後、カーテンコールは4回(一番最後はニノが「ありがとう!」って言ってくれました)
ニノが最後まで、カンパニーのメンバーみんなをよんで拍手にこたえる姿が印象的。
嵐ファン、ニノファンがほぼ100パーに近いような客席に対して、ちゃんとごあいさつを最後までしてくださる共演者の皆様もステキでした。
ニノに対してはもちろんですが、こんな面白いお芝居をみせてくださった皆様全員に拍手したい気持ちでしたので、嬉しかったです。
それに秋吉さんの様子が手をふってくださったり、ホントにかわいらしくて、もともと好きな方ですが好感度さらにアップです。

今回の席、実は私の過去様々なコンサートや観劇等等の中でも群をぬいて良い席で、中央の前から5or6列目という感じでしたので、肉眼でニノの細かい表情までみれて夢のようでした。(これで、運を使いはたしていいないか心配)
でも、ニノはすごく美しくって。かっこいいとか、何とかっていうよりとにかく美しかった!

まだまだ、今は放心状態です。

今日は、小倉さんが、みにいらしていました。
明日の朝、特ダネでふれてくれるのかな・・・ってちょっと期待しています。
あと私の前方に2つ、ずっとあいたままの席があって、ひょっとしてメンバーが観に来れるようあいているのかしら??とか思いましたが、(もし翔くんがきたら、観劇どころではなくなっちう?なんて思ったけれど)誰も現れず。
関係者席なんだろうけれど、とてもいい席だったので、もったいないなともちょっと思いました。
でも、メンバーが普通に観に来たら大混乱にならないのかな・・、ニノもみにきてほしい、メンバーも行きたいという感じだったので、どうするのかなとも思います。

最後にもう一度、本当に面白いひきつけられる舞台でした。
嵐ファンだけでなく、演劇ファンの方にも、数多くの方にみていただきたいと思うものでしたので、ぜひDVDにしていただければ。嵐ファンでもみたくてもみれなかった方がたくさんいると思いますので。

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2009.07.24 / Top↑
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