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このドラマの面白さは、善悪や正義が必ずしも固定でないところ、またどなたかブログで書いていらっしゃいましたが、今これをみている私たちはこの当時から50年近く後の時代を生きていて、そして今から過去を振り返ってみると、このドラマの中で進行していることが時代に果たす役割や、結果を知ってみていることにあるのかなって
いう気がしています。

今回のテーマは公害問題。
イケイケドンドンの中で、とにかく生産性をあげることが至上命題で廃液や煙が自然に垂れ流されてどうなるかなんて、見向きもされなかった時代です。
その中で川や海が汚れ魚などが死に、水俣や四日市など、人間にも目に見える健康上の影響が表れてきます。

最初は、そんなことは大した問題でないだろうとたかをくくりいちいちとりあってはいられないという態度であった風越達も、実際の被害を目の当たりしすることにより最優先課題として取り組んでいくことになります。

そういえば、私が小さい頃(この時代よりはちょっと後ですけれど)は、今よりももっといろんなことがずさんな状態で行われていて、きちっと管理されることなく、野放し状態にされていたなって思います。ある時期を境に(それがいつなのか、自分でもよくわかりませんが)、世の中はちゃんと管理されるようになって、きれいになってきたなって思います。

あとね、あいかわらず片山は嫌いなんですけれど、玉木は嫌いにはなれない。
お互いに出世競争のライバルで、自分のよしとする立場も反対だったりするんですが、玉木と風越の同期としての感じ、お互いの実力とお互いのめざしているところへの信頼はあって、でも手法が違うから戦いもするけれど、でもどこか相手への優しさや信頼感を持っている感じが好きです。



過去の感想はこちら
官僚たちの夏 #1  #2 、 #3   、#4  、#5


 


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「官僚たちの夏」公式HPより



昭和36年(1961年)、企業局長に昇進した風越信吾(佐藤浩市)は、来るべき貿易自由化から国内産業を守るための法案「国内産業保護法」の作成に奔走していた。法案は国際競争時代に備え、産業再編や企業合併を推進し、それを税制金融面から支援するというものだが、国際通商派で通商局長に就任した玉木博文(船越英一郎)は「役所主導で合併統合を進めれば、民間の自由な企業活動が保障されなくなる」と反対。産業を強化するなら、石油の安定確保に予算を使うべきだと主張する。池内信人(北大路欣也)総理大臣も「この法案が成立すればいろいろ厄介なことになる」と成立を阻止する構えだ。


そんな中、東京経済新聞の西丸賢治(佐野史郎)が、国内産業発展の歪として公害問題を記事に取り上げた。それを読んだ風越は「日本をここまで豊かにした産業が、まるで悪者だ」と西丸に不満をぶつける。同じく、国内産業保護派の鮎川光太郎(高橋克実)は「公害対策には金がかかる」といい、庭野貴久(堺雅人)は「今は企業が強くならなければならない非常時だ」といって、公害問題に目を向けようとはしなかった。一方、同じ記事を見ていた玉木ら国際通商派は「アメリカと違って日本は狭い。対策を急がないと日本は公害大国になる」と問題を深刻に捉えていた。


しかし、風越は実際に工場排水で汚染された川を視察した山本真(吹石一恵)から、公害問題の実態を聞かされ、自らの認識が誤っていたことに気がつく。風越は公害対策を最優先させるため、公害対策委員会の設置を呼びかけ、「これまで公害問題を一番真剣に考えてきた」として玉木を委員長に推薦する。ほどなく委員会は、玉木の案を基とした「公害三法」を創案し、成立への準備を進めることとなる。


その後日、次官となった丸尾要(西村雅彦)が、「公害対策は玉木に任せて、国内産業保護法の成立へ動いてほしい」と風越に告げた。その話を受けた牧順三(杉本哲太)は、玉木の公害対策には不備があるとし、「全国工場再配置計画」をまとめる。牧の発案は公害対策と共に、国内産業保護法にも関連する内容だった。風越ら産業派の面々は、次の委員会までにその案をまとめるため徹夜で作業する。そんなとき、公害対策委員長の玉木は、日本企業が中東で掘り当てた油田の視察に行くという。その翌週、風越たちは、玉木不在の局長会議で「全国工場再配置計画」提案した…。



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2009.08.11 / Top↑
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