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ART OF WORDS 櫻井翔のおくのほそ道 その2の続きです。

平泉の後、次のロケ地は
尾羽沢の豪商 清風に紹介されて立ち寄った立石寺(山形市 山寺)

 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

この句の読まれたこのお寺は、標高380メートルの岩山にさまざまなお堂のあるそうです。立石寺の石段をあがる翔くん。かなり息があがっています。(行ったことがないので、その情景想像するしかありませんが・・・) あがりきって、展望台のようになっているところで。
目の前は現世、真横はお寺とお堂が立ち並んで、神聖さをかもしだしているって。
まさに絶景。この空気感を17文字に凝縮させた芭蕉のすごさを、あらためて実感した翔くんもここで一句。「僭越ながらたたきで」な~んて言っていますが

 遠くから 秋の入り口 蝉ひとり

「上に上ってみると、登山口の入口の下の方から蝉の声が一匹だけきこえたのが、秋の入り口を感じさせる蝉の別れの声のようにもきこえたので」という句だそうです。

そしてボツネタを2つ紹介。
 秋の風 芭蕉と同じ 景色かな
 時を経て 変わらぬ景色 ここにあり


「ホームを降りた時に書いてありそうな言葉だったので」、自分でボツにしたそうです。
(確かに、駅の観光用のポスターとかにありそうな感じかも)


そして、ここからRAPと俳句の接点をさぐる翔くんならではの企画です。

クイズショウ 音で読み解くマツオバショウ~!

嵐のRAP詞担当、櫻井翔です。
芭蕉の俳句をいくつか口ずさんでいてふと思いつきました。
芭蕉の俳句をローマ字でかきおこしてみたらどうだろう。

  しずかさやいわにしみいるせみのこえ
  SHI ZU KA SA YA I WA NI SHI MI I RU SE MI NO KO E

「I」の音が7つも使われている。
これって、まるで蝉の鳴き声のようなリズムですよね。
I、I、I、I、I、I、I これは「にいにいゼミ」です。
シャワシャワシャワシャワとなくあぶらぜみでもなければ、カナカナカナカナとなくひぐらしでもない。まさにこれはにいにいぜみの鳴き声です。

長年岩にしみいるこの蝉は何ゼミなんだということが、論争されてきました。あぶらゼミ派とニイニイゼミ派が熾烈な闘いをしたそうです。
現在では、ニイニイゼミという結論におちついているそうです。どう思いますか。

 なつくさや つわものどもが ゆめのあと
 NA TSU KU SA YA TSU WA MO NO DO MO GA YU ME NO  A TO

Oの音が6つもでてきます。Oの音は悲しみの音、言葉の意味とは別に音が人に訴える音です。
はたして、芭蕉先生、このことを知っていてやったのか、知らないでやったのか、むろん元禄時代の芭蕉はローマ字等しるわけもありません。
天才は言葉の力、その効果について知っていたのでしょうか。知っていたんですね、きっと。
ぼく櫻井翔もこんな言葉の力、マジックをもっと学んでもっとうまく使いこなしたいとおもうのです。

 
俳句をローマ字に直して、音の響きをみるなんて、さすがラッパー、韻をふんだり言葉をいろいろいじっている翔くんならではだなあって(私は全く思いもしないもの)ホントに感心した。
こういうところでの言葉の経験が、また次のリリックを書く時の滋養になっていくと嬉しいなって思います。


 (曲)


次は 最上川の川くだり

翔くんのロケも、最上川を舟でくだります。
最上川舟歌を歌うガイドさん(?) 翔くん達も手拍子をしている。
歌詞の内容は、船頭さんの家族にむけての「元気でいるんだぞ」というメッセージ、あと船頭さんの素朴な日常をうたったものだそうです。


最上川部分の、翔くんの原文朗読 → 訳朗読

 五月雨を あつめて早し 最上川

俳句は季語を入れるとか、575いろいろな決まりごとがあるが、芭蕉が大切にしたことに、挨拶の気持ち、その土地土地に対する感謝の気持ちを込めて読むということが一番大事なんだそうです。(by ガイドさん)

翔 「その土地土地への感謝、それも旅をしていないと強く感じることはできないんでしょうね」

最上川の川下りを終えて

翔 「最上川、川下りを終えましたけれども、夕焼けとそれがのびる最上川と左右を囲む山々といろんな表情、景色を短い時間で感じることができました」
そして、最上川下りを終えて翔くんの句

 山をやき 水面(みなも)にのびる 滝の白

「徐々に聞こえる、どんどん近付いてくる滝の音と現れた時につーっっと一線のびる滝の景色はあまりにきれいだったので」読んだ句だそうです。

 (曲)
 
その3は、長くなったので、最上川でいったん切ります。
酒田から金沢に至る道筋は、その4で



櫻井翔のおくのほそ道 その1

櫻井翔のおくのほそ道 その2

櫻井翔のおくのほそ道 その4

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2009.10.18 / Top↑
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