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今日、小6が学校がお休みだったので一緒に「かいじゅうたちのいるところ」を観てきました。

 ● 「かいじゅうたちのいるところ」
   監督 スパイク・ジョーンズ
   出演 マックス・レコーズ
   マックスくんが何しろすばらしい&映像がきれいです

「かいじゅうたちのいるところ」公式HP

原作の絵本も大好きなんですが、(別でやっている絵本ブログでも書いていますので、よろしければ →こちら) 予告編を初めてみた時からすごく世界観が原作と近い感じがしていて期待大でした。
そして、ようやくみたわけですが、う~ん、何て言ったらいいのかなあ。すごく言葉に困る。私と小6と見終わった時からお互い「どう?」って訊きあっちゃって(笑)

映画としては、とても良かったと思う。
何よりも、映像がすごくきれいで、特にかいじゅうたちの島は幻想的。
そして、製作者は、「かいじゅうたちのいるところ」が本質的に表現したかったことを、こう表現したんだなあと感じて、それはそれですごく納得のいくものだと思う。

それでも、何か残る違和感。

前段部分、マックスが経験するリアルな世界での母や姉に対する、寂しさ、爆発する感情、信頼っていうものには、わりに簡単に感情移入ができて思わず涙があふれてしまったりしていました。
そして、マックスについていえば、彼はある意味完璧だったと思う。すべてにおいて、マックスでした。

たぶん、私にとっての問題はかいじゅうたち。あのかいじゅうたちってあんなにナイーブでいろいろな問題や感情を内包するものたちだったの!?
描き方として、一つの気持ちを乗り越えていくマックスの感情部分とリンクする形で描かれているんだろうなということもわかる。
でも、あのかいじゅうたちって、私にとってはもっと単純で、凶暴で、楽しくて という存在だった気がする。感情移入する対象はマックスであって、かいじゅうたちにはしたことがなかった。
マックスが、おかあさんのいるリアルな世界にもどっていくのは、かいじゅうたちとの遊びを堪能して、でも自分が王様で何でも自分の思い通りにいってしまう世界に飽きて、若干のものたりなさも感じて、お母さんが恋しくなったから。
かいじゅうたちの人間関係(かいじゅう関係 ?笑)に巻き込まれて、とまどい傷つき疲れているマックスって!ってちょっと思ってしまうんです。
別れの場面も、あんなWETではないような、もっとカラっとしているそんなイメージなんですよね。

だからこの映画の描き方、マックスの深層心理を掘り下げて描いているという意味では、ある種納得なんだけど、それでもちょっと違和感は残る。

原作者のセンダックも「絵本も映画もわたしはどちらも大好きだ」と言っているようだし、日本語版は神宮輝夫さん(これも含め、センダック他たくさんの絵本の良訳をなさっています)が監修なさっているし特に文句をつける気もないけれど。(さっきから、ブツブツ言ってます?)
原作ファンでもあるという監督のスパイク・ジョーンズ、そして製作のトム・ハンクス(そうなんです、トム・ハンクスが製作なんですよ)にとっての「かいじゅうたちのいるところ」なんだろうなあって思います。

だから、評価は複雑。
でも、DVDで細かく見直して、もう一度全体に散りばめられた要素を確認していきたいなあ、そういう気持ちはしています。


 

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2010.02.10 / Top↑
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