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4月の初めから読んでいましたが、ようやく読み終わりました。

グロテスク〈上〉 (文春文庫)グロテスク〈上〉 (文春文庫)
(2006/09)
桐野 夏生

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グロテスク〈下〉 (文春文庫)グロテスク〈下〉 (文春文庫)
(2006/09)
桐野 夏生

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● 「グロテスク」 上下 桐野夏生 文春文庫

友達から「面白いよ」と勧められて読んだんですが、私にとってはちょっと微妙。
この圧倒的な負のエネルギーに戸惑って、ついていけない感がある。
私を中心に妹のユリコ、同級生のミツル、和恵の4人の女の生き方を描いているんだけど、題名の「グロテスク」が示す通り肥大したコンプレックスとそのコンプレックスを抱えながら生きていくための壊れていく様がなんかあまりにも壮絶な感じがあります。
和恵の堕ち方が、ある意味一番哀しくって壮絶な感があって、ここまでいくとあまりの極端さに逆に爽快感??さえ感じられるほどかも。
自分が傷つかにために、周りを憎み攻撃し、周囲から心を閉ざす「私」に違和感を抱き続けながら読んでいて、でも最後百合雄の存在によって和恵やユリコと同じ道をたどる結末にようやく腑におちる感覚がありました。
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2010.05.08 / Top↑
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